「安倍元総理の銃撃事件後、教団に対して114件の献金返還を求める声があった。『裁判になり得るものを、教団が先手を打ってそうさせないようにしている。被害が無ければ民事裁判に訴えようと思っても起こせないので、裁判の数をできるだけ少なくするようにしている』サンデージャポン9月25日。

【第3回、旧統一教会の会見

安倍元総理の銃撃事件後、教団に対して114件の献金返還を求める声があった。】

 

そもそも、これだけの被害件数が上がっているのはなぜか。

細野弁護士(元最高裁判事)「裁判になり得るものを、教団が先手というか手を打って、そうさせないようにしている、という所はあると思いますね。

被害が無ければ、民事裁判に訴えようと思っても起こせないので、教団としては解散命令に影響を与えうる裁判の数を、できるだけ少なくする、ほとんど無くすように今はしていると思いますけど。

報道が過熱している間は、少なくとも社会的に非難を受けないように、全力を尽くしていると思いますけどね。」

 

鈴木エイト氏「そもそも、これだけ被害件数が上がってきて、信者が逮捕されるような教団が、公益法人・宗教法人である異様さに、気がついてほしいと思いますけどね」

 

桝本壮志氏「勅使河原氏は『家庭連合(旧統一教会)は、正体を隠す理由は何もない。しっかり正体を明かすように指導している』とおっしゃっていたんですけど、だとしたらなぜ、あんなに多くの国会議員の方が『当該団体とは知らなかった』という事になっているのか。『どちらかが嘘をついている』っていう問題が立ち上がるような気もするんですが」

 

鈴木エイト氏「そうですね、両方嘘をついていると思いますけどね」

統一教会は、今でも正体を隠し目的と正体を偽って勧誘を続けていますし、政治家が知らずに近づいてくるパターンもあるでしょうけど、当然知っていて付き合っていた政治家がほとんどだと思います」

 

統一教会は、来年5月までの「183万円献金」は幹部にはノルマがないそうだ。

日本の末端の信者にだけ「183万円の献金ノルマ」がある事を、日本の信者は知っているのか?

 

今日の朝日新聞朝刊に、岐阜の自民党県議が「今春、自民党の重鎮県議が『実行委員長』になっている集会の案内」が届き「行った方がいいな」と思って行ってみたら、終盤に壇上に招かれ、額入りの「〇〇〇〇任命状」を渡され、その後、同僚から「旧統一教会と関係がある」と聞いて「マズイ」と思ったそうだ。

自民党議員だけに近づいていたのかと思ったら、野党議員にも近づいていた事は「岸田総理の点検」でわかっていたが、辻元清美も知人に誘われ講演会に行ったら「秘書と二人分の会費2000円」の領収書に「関連団体」の名称(アルファベットの頭文字だけ)が書かれていたそうだ。

一般の人にはどういう団体かはわからない。ましてや、辻元氏は知人に誘われて行っただけだから、普通、領収書は「金額」が間違いないか見るだけで、すぐにしまうだろう。

内容が宗教的で勧誘を目的としたならピンとくるかもしれないが、それもなかったという事は、「国会議員が来てくれるような教団」という、箔をつけたかったのか。

それにしても、10年ぐらい前の領収書が、よく保管されていたものだと思う。

自民党も、10年前からの領収書を再度点検し、確認してほしい!!!

統一教会の「関連する団体すべての一覧表」を作って、新聞で知らせてほしい!!!

 

よく知っている「友人、知人」だと、信用があれば「誘われて、時間があれば行く」事は普通にある。世間に名が知れ渡っている人は、どうしても利用される。

統一教会の事でも、(広告塔になるからやめてほしいが)単に「祝電を頼まれて打った」とか「家庭教育の問題を扱う講演会に誘われて行った」というなら、それは「関係性が薄い」と思うが、旧統一教会の集会に行って「教団をほめたたえ、今日の盛会の様子をすぐに安倍総理に伝えたいと思う」と発言した細田衆院議長は「ズブズブの関係だと思われるし、安倍総理と教団について知っているだろうから、きちんと国民に話す必要がある」と思う。

もちろん、安倍元総理についても、「きちんと調査」して、どうしてこの事件が起こってしまったのかを検証する必要がある。

 

そして、被害件数や被害額がこんなに多くて、しかも逮捕者まで出ている教団を、いつまでこのままにしておくのか?

 

文化庁は、いつまで旧統一教会に「宗教法人格」というお墨付きを与えるつもりなのか?

統一教会は「国にも宗教法人と認められている」と勧誘の時に言っているそうだから、このままだと被害者が継続して出ると思われるが、それでも法人格を与え続けるつもりか?税制優遇を継続するのか?

それなら、献金は「現金」が多いそうだから(以前、その現金の保管のために、大きな家屋を借りていた時期もあった、という報道があった。銀行振込だと、金額の証拠が残るから)、実際の旧統一教会のお金の流れがどうなっているのか、文化庁できちんと調べていただきたい!!!

税務調査が必要だ!!!

さらに「信者が韓国に行って直接本部に献金する場合がある」とも報道で知ったので、そうなると、一体全体、日本の信者の「教団への、実際の献金額(日本国内と韓国での献金の合計)」はいくらなのか、調査していただきたい。

とにかく、献金が1億円とか3億円とか5億円とか、それは異常だ!!!

献金の返金」の相談は、国が設置した相談窓口か消費生活センターにする事。

 

そして宗教というのは、「教祖の教えを聞いて、心が穏やかになるもの」だと思うが、旧統一教会は、脱会した人によると「カネ・カネ・カネ、献金献金献金、と、次々とお金を出すように言われた」と言っていた。

信者が「自己破産するまでお金を出させる」こと自体、「宗教団体」と言えるのかどうか、岸田総理や文化庁にはよく考えていただきたい!!!

 

国会議員が「広告塔」になり、文化庁が「宗教団体のお墨付き」を与え続ける限り、この問題は終わらない!!! 

このままにしておいたら、誰かが思い詰めて、また同じような事件が起きるかもしれない。

それでもいいんですか?

とにかく、文化庁は早く決断してください!!!

 

細田衆院議長は、記者会見をしてください!!!

安倍元総理と旧統一教会の関係についても、国民にわかりやすく説明して下さい!!!

 

報道によると「2009年、旧統一教会の家宅捜索が始まる直前に『警察官僚出身の国会議員が、それを止めた』」という報道があった。

それは本当なのか?

違う人なのか?

一体、誰なのか?

なぜ、そんな事をしたのか?

それが知りたい。

岸田総理が、本気で調査するなら、出てくると思いますが。