それにしても、なぜ安倍元総理は弁護団からの「(自民党議員に対して出した)教団にお墨付きを与えるような行動は控えるように」という忠告を聞かず、「旧統一教会をたたえるようなメッセージ」を出したのか。
弁護団の皆さんの忠告をきちんと聞いていたら、こんなことは起こらなかったのではないか。
「NHKスペシャル」や「報道特集」、「報道1930」(過去の放送を見ることができる)などを去年から見てきたが、一番「なんだこれ?」と思ったのは、元信者(女性)が「100万円以上で買った絵画を、脱会してから画商に見てもらったら、まがい物で値が付かず額縁だけ5000円の値が付いた」という話。
家族が聞いたら「ばかやろう!100万円金返せ!!!」だし、本人もショックだったろう。
これでは「信じる者は、救われる」ではなく、「信じる者は、地獄に落ちろ」という事だ!!!
財産をぼったくられて、怒らない家族はいないぞ!!!
銃撃事件を起こした被告の母親は、4年制大学を卒業している。今70歳ぐらいという。
私と、ほぼ同世代だ。
あの時代は、「女性は、高校や短大を卒業したら就職して、数年勤めて結婚する」みたいな感じで、結婚すれば「夫だけの収入で生活でき、住む家があり車がある」という事が一般的だったと思う。
という事は、女性の多くが家にいて、教団の戸別訪問で妻が入信して教団に多額の献金をしたら、それは「家族の財産を、夫が知らないうちにいつのまにか失う」という事で、夫からしたら「何のために毎日毎日がんばって働き続けるのか、やってられん」という事になる。
結果、「妻が勝手に多額の献金をした」という事での裁判もあった。
裁判沙汰になることをやり続け、信者の財産を奪う宗教団体は必要ない。
岸田総理も、宗教団体にきちんとした収支報告書を出させ、900以上もあるという宗教法人について「その実態把握」をして、「収入源はどこにあるのか」を明確に把握すべきだ!!!だいたい、多すぎるだろ宗教法人の数が900以上って。
通りすがりに「手相を見てあげます」などとと声をかけ、教団のビデオセンターに連れていき洗脳し、家族と離して生活させるなどという宗教団体は、家族の悲しみがわからないのか?
結局、脱会した人の中には「けがで入院し、親族と会って色々話した結果、脱会を決めた」という。
そういう機会がなければ、いつまでも献金を続けるという事か。
「被告の母親は、義兄(被告の伯父)から生活支援として5万円渡されたが、それを献金に回したので、義兄は支援をやめたという」事を去年報道で知った。
結果、被告の生活は困窮し、大学進学も諦めるしかなかった。母親は自分が大学まで行っているんだから、子供に自分と同じぐらいの学歴をつけたいとは思わなかったのだろうか?
去年の暮れのTBSの番組で、飯干景子さんは「スタイリストの人」がきっかけで入信したという事がわかったが、銃撃事件の後で、ある女性元信者が「私の中学生の娘が不登校で悩んでいた時、同級生の母親から『いい話を聞ける集会がある』と聞いて行ったのが統一教会の集会だった」と話していた。
同級生の母親は、人の弱みにつけ込んで「献金・献金」の統一教会に誘ったわけだ。
「集会に一緒に行こう」と言われたら、まずは疑った方がいいと思う。
ノルマなのか?
学生の皆さん、入学した大学で、やたら親切な人がいたら、気を付けるように。
父兄の方々も、時々は会いに行って、お子さんの様子を見てください。
とにかく、メディアが「旧統一教会問題」や「ジャニーズの問題」を、今後もきちんと報道していくことが重要だ!!!
特に、NHLK!!!!!