旧統一教会。「心有る議員・有識者の尽力によって、子ども政策を一元化するために新しく作る組織の名称が『こども庁』から『こども家庭庁』になりました」 国際勝共連合(旧統一教会系の政治団体)が発行した、今年1月の機関紙「世界思想」に掲載された文。 2022年7月25日 news23より

統一教会を取材してきた有田芳生氏。

 

「教団と政治のつながりについて」

有田氏「これは内部資料ですが(教団の関連団体の)PRチーム(経費)500万円。

いろんな(旧)統一教会の考えを自民党の国会議員たちに広報してお願いして、PRチームが日常的に(国会を)回っている、月500万円使って、飲食費・交通費ですよ」

 

ナレーション

これは、国際勝共連合(旧統一教会系の政治団体)が発行した、今年1月の機関紙「世界思想」

 

内容は

【こども家庭庁】

「家庭再建を軸にした子ども政策を」という言葉と共に、こう紹介されていた。

「心有る議員・有識者の尽力によって、子ども政策を一元化するために、新しく作る組織の名称が『こども庁』から『こども家庭庁』になりました」

 

有田氏は、こうした政策の背景に(関連団体の)PRチームなどの働きかけがあったのではないか、と考えている。

有田氏「政治と宗教の問題を、どこまでメスを入れる事ができるのか。全体像を歴史的に見ていかなければ(旧)統一教会の問題は見えないのではないか、というふうに思っています」

 

 

心ある議員とは、誰の事だ?国会議員の誰?どういう人たちだ?

統一教会のPRチームが国会内を回っているとは、どういう事だ?

岸田総理に説明してもらわなければ!!!

こういう「霊感商法で逮捕者まで出す問題を起こしたり、多額の献金が問題視されてきた」宗教団体を、いつまで存続させておくつもりなのか?

これ以上、国民が被害を受けないように、岸田総理にはすぐに手を打っていただきたい!!!

統一教会の被害者弁護団によると、1987年~2021年までの被害総額は1237億円。

この5年間でも被害は500件以上あり、54億円の被害額になるという。

 

 

〈2022年7月28日のnews23より〉

統一教会は、何を目的にして政治家にアプローチしているのか。

その一端がわかる発言がある。

教団の機関紙「世界家庭」の2017年3月号。

細田衆院議長や逢沢衆院議員が名を連ねる「議員連合」(世界平和議員連合)について、こんな発言が載せられている。

 

宋龍天総会長「世界家庭」より

「真の父母様(総裁夫妻)は、世界平和国会議員連合の創設を通して、世界平和の実現を提唱しておられます。

これらの国会議員たちに、真の父母様の『み言』と理念、原理を教育し、彼らが天の願われる方向で政策を推進し、救国救世基盤を創るにおいて、先頭に立つようにします」

 

文鮮明夫妻の願う方向で政策を推進するために、国会議員を「先頭に立たせる」と説明している。

 

細田氏が出席した教団の関連イベント(2019年10月、名古屋)で、韓鶴子総裁は「政治と宗教は一つにならなければなりません。今日の政治家たちは、謙遜な姿勢で天の声を聞くことのできるようにならなければなりません。私と一つとなって、天の父母様を中心とした、人類一家族、地上天国・天上天国をつくっていきましょう」と発言。

政教分離を知らないのか?国会議員に取り入って、何を画策しているんだ?

このイベントで細田氏は登壇し、挨拶している。

【7月26日、ゴゴスマより(他の報道番組でも見た)

細田氏「菅鶴子総裁の提唱によって実現した国際指導者会議の場は、大変意義が深いわけでございます」

安倍総理にも私は始終話をしておりますので、きょうの盛会を、会の内容を、安倍総理に早速、ご報告したいと考えております」

当時総理大臣だった安倍氏の名前も出した】

 

 

ところで、この番組で紹介された写真だが、中央に細田衆院議長が写っている。

それは2021年6月11日(10月30日に衆院選を控えた)の、衆議院第一議員会館で開催された「日本・世界平和議員懇談会・第一回総会」の集合写真だ。

 

この集合写真は、2日前の「7月26日の『ゴゴスマ』」でも紹介されていた。

【当時は、ほぼ全員が自民党衆院議員で、前列の中心にいるのが細田氏。

細田氏の右隣にいるのが、梶栗正義氏。氏は、旧統一教会系の政治団体国際勝共連合」の会長で、教会の関連団体「UPF-Japan」(天宙平和連合)の会長を務める人物。】

衆院議員会館で、なぜ「旧統一教会系の関連団体会長を招いて総会を開いた」のか?(主催者が梶栗氏?)

つまり、「自民党議員の多くが、旧統一教会とは選挙時の支援や献金などでズブズブの関係だったから、国会内で旧統一教会の関係者が出入りしていても問題ない」という事なのか?

これは、4カ月後の衆院選に向けての、打ち合わせの会合だったのか?

そういえば、自民党山本朋広議員は「本日は母の日という事で、マザームーン(韓鶴子氏)にカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」「本当に皆さまには、我々自民党に対し大変大きなお力をいただいています事、改めて感謝を申し上げたいと思います」と2017年5月にイベントで挨拶していた映像を見た。

昨日、山本氏が記者から逃げ、スマホで「もしもーし」と電話をしているように見せかけている映像を見て「やましいことが無いなら、説明すればいいのに」と思った。

 

【そもそもこの「世界平和議員連合」とは、どのような組織なのか。

ジャーナリストの鈴木エイト氏によると

「旧統一教会の関連団体が、政治家を巻き込んで展開してきた組織」だという。

その目的は

鈴木氏「これはズバリ、国家復帰ですね。その国の宗教を統一教会にするという意味合いなんですが、そのために、その国の政治家を取り込んでいく、という。

その取り組みの一環として、こういう議員連合があるのではないかと思います。」

 

この会合について、旧統一教会の関連団体に問い合わせたところ「有志の国会議員が、世界平和のために設立されたと聞いています」として、教団側の関与については明言を避けた。】

自民党は、旧統一教会とどういう関係だったのか、国民に説明する必要がある!!!

羽鳥慎一モーニングショー」、「ゴゴスマ」、BS-TBS「報道1930」(HPで、過去のまとめの動画を見る事ができる)、「news23」(このところ、毎日報道している)などを録画し、国民各々が自分の意見を発信していく必要がある!!!

何も言わないとこのままの状態が続き、また被害に遭う人が出てくる!!!

そもそも、2015年に「旧統一教会の名称変更を、突然認可した事」が、大問題だ!!!

共産党議員が開示請求したら「大事なところが黒塗りされていた」と知って、「いつまで安倍政権の負の遺産を引き継ぐつもりなのか」と、唖然とした!!!

「黒塗り」という事は「知られては困る事が書かれてある」という事だ。

多くの国民が被害に遭っているんだから、きちんと開示しろ!!!