平尾誠二さんと山中伸弥先生との友情。ドラマプレミアム『最後の一年』今夜、午後9時~10時54分 テレビ朝日系。

ミスター・ラグビーと呼ばれた平尾さんと、iPS細胞研究でノーベル賞受賞の山中先生。

病と闘い、全力で駆け抜けた二人の一年を、本木雅弘さん、滝藤賢一さんら、豪華キャストでドラマ化。

 

詳細は、番組表でご確認ください。

 

 

山中先生は、先週の「徹子の部屋」に出演された時、「研究支援者の正規雇用が出来ていなかったが、公益財団という別の組織で多くの人たちの寄付などもあり、研究支援者を100名ぐらい正職員として雇用できるようになり、肩の荷が下りた。

いろいろな状況がよくなったので、所長をバトンタッチすることができた」という内容の事を話されていた。

 

以前ここにも書いたが、「ノーベル賞を受賞したiPS細胞研究に携わる人たち」が、不安定な「非正規」とか「契約雇用(3年)」などと言うのはおかしい話で、正規雇用して国を挙げて研究を支援していくべきなのに、何年か前に「雇用期間内に成果を出さねば」と焦った人が問題を起こした時には、本当に「政府は、何を考えているんだ?」と思った。

 

正規で働けるからこそ「じっくりと研究に向かえる」訳だし、それがやがて「成果を出し、多くの患者さんたちに希望を与え命を救う事になる」と考える人が、政府にはいないのか?

基礎研究にきちんとした研究費を出さない日本は、もう、ノーベル賞受賞は無理かもしれない。