しかし、どうも「前原氏と小池都知事の認識の違い」がだんだんと明らかになってきて、このままいくと、民進党から希望の党に移った人たちは、前原氏が願っていた方向とは逆の方向に行ってしまうのではないか、と、気になっている。
踏み絵を踏んでまで、自分の意思を曲げてまで当選したいですか?
こうなったら、もう、みんな無所属で出馬して、枝野さんが新党を作って、志を同じくした人たちで、まとまって活動した方がいい。
このまま希望の党に行って当選したとしても、ずっと党の中で「小池百合子氏のおかげで当選できたんでしょ」と言われ、言いたいことも言えなくなるような気がする。
そういうところで、「小さくなってやってくんですか?」と私は聞きたい!
有権者は見ている。
こんな変な国会運営ではだめだから、市議や県議などの経験者とか、政治を勉強してきた人、世界各国の情勢に詳しい人、弁護士や検事など法律に詳しい人など、とにかく「政治や法律に詳しく、常識があり、これからの日本を考えてくれる人」を基準にして選ぶと思う。
そもそも、若狭氏と細野氏の二人だけでも「なかなか意見の一致が見られない状態」でまとまらず、小池都知事が「代表」という形で出てきたんだから、今後、それ以上に「まとめていく事が困難な」状況になるのではないか?
それから、都知事は「脱原発」と言っているが、それは、本心から言っているのか?
都知事は、福島の人たちの事を考えているか?
仮設暮らしの人たちや、各地に避難して「家賃補助」も打ち切られ「原発事故さえなければ自宅で過ごせた人たちが」今も大変な思いをしていることを考えたことがあるのか。
福島は、東京に電力供給していたのだから、都知事はそこのところ、よく考えなければいけないと思う。もう、6年以上たった。
「希望」の党というのなら、こういう「これからを生きる人たちが希望を持てる政策」を考えてほしいのだ!
とにかく今、都知事としてやる事は、「築地・豊洲問題」について、早く結論を出すことだ。
一つ一つ、知事としてやるべきことを実行する義務があると思う。
豊洲の盛り土はいつ完了して、移転はいつするのか?
築地はアスベストの問題があるから、壊しながら建てるという事は「生野菜とか鮮魚を扱う」から無理だと思っていたが、今、渋谷で普通に営業しながらあれだけの工事ができているなら、築地も今の技術でなんとかできるのではないか?
どうしても豊洲に移転して、5年後(築地の施設ができたら)に、また築地に戻るという選択肢しかないのか?業者の人たちは納得しているのか?
とにかく「あれもこれも考えます」ではなく、「ひとつひとつに道をつけて」知事として結果を出していくことが、今は大切なことだと思う。
途中で知事の仕事を放りだすことだけはやめてほしい。
今の発言だと「そういう事はない」ようだ。
嘘をつかないようにしてほしい。