24日の国会中継で、自民党・西田氏が出した「埋設物処理にかかる費用」の図を見て驚いた!

以下、内容をまとめてみた。

 

西田「森友の8億の多額のごみ撤去費用は、なにも特別な事ではない。似たようなケースは他にもある」

〈図を見せる。埋設物処理にかかる費用を3例について説明。1例目は国→森友の8億円。3例目は国→新関空会社→豊中市給食センター用地)の14、3億円〉

3例目は、平成27年6月、新関空会社が豊中市給食センター用地)に売却した7、7億円の土地。

 

西田「(3例目は)売却後、埋設物(コンクリートガラ)が出てきて、撤去費用が14、3億円かかる、というもの。

今後、新関空会社と豊中市で費用負担について協議される予定だが、つまり、『こういう事は、ままある』という事だ。森友も、適正な法手続きによってやってきたわけであります」

 

関空会社は7、7億円で売って、その後、まさか豊中市から埋設物撤去に14、3億かかると言われるなんて思わなかったはず。これから、どう話し合うんだろう?

しかし、森友もそうだが、なぜ国は「土壌をきれいにしてから」国有地を売らないんだろうか?

れいにしてから売れば「瑕疵担保責任」がどうのこうのと、売却後に揉めるようなことは無くなると思うのだが。

森友にしても、きれいにしてから売っていれば、「土壌汚染、廃棄物がたくさんある土地で開校しようとしていると悪評を立てられると困るから」と売却額の非公開を迫られる事もなかったのではないか?

 

西田氏の示した図を見ながら「国有地を買う時は、埋設物(特に、コンクリートガラ)に注意してください」と言われたような気がした。

 

 

2013年頃から気になる国会中継を見ているが、このところ「民進党共産党の質問は鋭い!」と思う。「あぁ、そこが知りたかったところ!」と思いながら、24日も見ていた。

新聞は、わかりやすくまとめてあるので、「ニュースを見てわからなかったこと」を、再度読み返すことで理解する事もある。

年を取って、新聞をゆっくりと読み返すことができる時間を持てる今は、本当に幸せだと思う。

 

それにしても、自衛隊は、今月中に南スーダンから撤収すると思っていた。

総理も稲田防衛相も、考えが甘い!

戦闘地域に「安全な場所」など無いに等しいから、総理には「すぐ撤収するよう」命じてほしい!危険な地域で道路を作る意味があるのか?破壊されたら、無駄になるだけ。

毎日毎日、緊張状態の中で仕事をするという事がどれほど精神面でダメージを受けるか、総理にも稲田防衛相にもよく考えていただきたい!

無事に帰国できるよう、そして帰国後にPTSDにならないように願っている。

昨日の大阪私学審会長の梶田氏の発言と、今日の佐川理財局長の発言が食い違っている。証人喚問で事実を知りたい!

梶田氏と、佐川理財局長を証人喚問してほしい。

理由は、以下の内容。

 

1、今朝の朝日新聞に、大阪府私学審会長の梶田氏の昨日の発言が、再度載っていた。

 

学園が国有地の所有や借地契約をしておらず、基準に抵触する恐れがある段階で「認可適当」の答申を出した妥当性について。

「府と国の間で話し合い、こちらの結論が出れば向こうも結論が出るという確約を(国から)いただいていた」と説明。「異例だったが、手続き的に瑕疵はなかった」と述べた。

 

2、今日の国会で、自民党の西田氏の質問に対する佐川理財局長の発言。

西田「森友の認可をめぐり、財務局側から大阪の方へ口頭で『売却する見通しが得られた』と伝えられたと松井府知事が言っているが、事実関係はどうか?」

佐川「公的な用途で国有地を処分する場合、まずは事業の許認可主体の判断が示されることが大前提である。私どもは学校法人等から国有地取得の希望があった場合、全国の財務局は、実施される公的な事業の許認可主体である地元自治体に足を運んで、自治体の意向を伺うのが通例。

したがって、本件について大阪府に足を運んで意向を聞いたり、文書で通例の手続きなどを紹介している。

その結果、大阪府から27年2月に私学審で『条件付き認可適当』と答申がなされ、それを受けて私どもの審議会で『条件が満たされるのであれば』という事で、了承いただいたとしている。

従って『国有地の処分は、許認可業者の判断を前提に行われる』ものであり、27年1月の私学審の前に、近畿財務局から大阪や私学審の関係者に『予断を持って』(前もって判断して)国有地の貸付売却の是非について申し上げることはありません」と述べた。

 

梶田氏には、どこの誰から「こちら(私学審)の結論が出れば、向こうも結論が出るという確約」について聞いたのか、そこをはっきりさせてほしい。

佐川理財局長は「私学審議会の前に、近畿財務局から大阪や私学審の関係者に、予断を持って(前もって判断して)国有地の貸付売却の是非について話すことは無い」と言っているが、梶田氏と佐川理財局長の話をまとめると、「小学校認可OK、そして土地取得もOK」(ついでに言うと、売却額は大幅値下げ、籠池側の意向を聞いて売却額非公表という異例の優遇)ということになる。なぜこんなにとんとん拍子で決まっていったのか、知っていることを話してほしい。

いろいろ考えると、証人喚問できちんと話していただかないと、この問題は終わらない!

 

 

また、圧力か?今夕、大阪府議会『百条委員会を設置する』ニュースが流れたが、今「それは中止になった」とのニュースが!

夕方、このニュースを聞いて、「大阪府議会、やる気あるねぇ!さすがだわ!国会より注目するわ!」と思っていたら、さっきニュースで「中止」と知った。

維新と公明党の反対があったようだが、期待していたから、がっかりだ!

どこからか、圧力がかかったのか?国会議員か?

つまり、そこまでして隠したいことが、財務省自民党公明党議員にあるという事か?

とにかく、追及を逃れたい人がいるんだね?

 

森友の土地取得に関しては、本当に「異例」が多い。

1、国有地は「一括払い」なのに、なぜ、今回だけ「分割払い」でOKになったのか?

2、ゴミの撤去費用は、普通外部に依頼するのに、なぜ「国交省」が算定したのか?

3、国有地の売却は「公表」が原則なのに、なぜ、籠池側の意向に沿って「非公表」にしたのか?

 

このままだと、ますます不信感が募る。

支援者は注目している!支援者を裏切るようなことは、無いはずだ!

何も後ろめたいことが無いのなら、証人喚問で堂々と発言していただきたい!

 

 

昨夜の菅官房長官の説明、やはり総理夫人の証人喚問は必要!

官房長官は、昨夜「籠池氏の話は違う。籠池氏が谷氏に手紙を出して、その返事が籠池氏に届いたという事。夫人は関係ない」と話し、「内容は、国有財産に関する一般的な内容の問い合わせ」とした。

真実が知りたいから、昭恵夫人も証人喚問で事実を話していただきたい。このままでは、いつまでたってもこの件は終わらない。

 

平成27年11月15日に届いたファクスの内容の4番目「工事の立て替え払いの予算化について」の最後の部分、「平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中」を見ると、「この案件は、今年はできなかったが、継続して今後もきちんと対応していく」という、とても親切なものだ。

昭恵夫人は、本当に私人なのか?お付きの公務員が丁寧に仕事をしているが?

今日の国会中継を見たら、この件、平成28年4月6日、つまり年度初めに支払われている。

 

籠池氏は国有地をめぐり、いろいろ昭恵夫人にお願いをしていた。そして「その後の交渉は当時の籠池氏の代理弁護士に任せていた」という事だから、その代理弁護士と、交渉相手の迫田氏の証人喚問も必要だ。なにしろ、交渉記録は破棄されているのだから、当事者に聞くしかない。(破棄されていたはずの交渉記録であるファクスは、なぜ、出てきたのだろう??)

 

それにしても、今朝の西田氏の話で、疑惑はますます深まった。

昨日の大阪私学審会長の話と、今日の佐川理財局長の話は、まったく食い違っている。どちらが本当の事を言っているのか?

だから、私学審会長の梶田氏と松井府知事、佐川理財局長に、証人喚問の場で真実を話していただきたい!

とにかく、もう、証人喚問じゃないと、信用できないのだ。

籠池氏も覚悟を持って証言した。だから、関係者も国会の場で、真実を話していただきたい!

森友学園は「土地が無いし、財政面で不安な面がある」のに、なぜ、大阪府の私学審は条件付きで『認可適当』としたのか?

今夜テレビで、きょう大阪府議会に参考人招致された私学審会長が、質問に答えているのを見た。

「土地が無いのに、認可するのは異例。国から土地に関して確約があった」という内容だった。

今日の朝日新聞の夕刊には、その内容が詳しく載っていて

 

府議らの質問に対し、

規制緩和の時代で、国からも土地に関して(契約の)確約があった」と説明。

「異例」としながらも「手続き的には瑕疵はなかった」との認識を示した。

2014年12月の私学審では、委員から学園の財務面の不透明さなどを指摘する意見が続出。結論が出ず、翌月の臨時の私学審で、教育内容などの追加報告を条件に「認可適当」の答申を出した。

 

「国からも土地に関して、契約の確約があった」とあるが、誰が、どういう経緯でこの「異例」の内容を決めたのか?

とにかく、証人喚問の場で、真実を述べてほしい。

 

総理夫人も、籠池氏の発言やお付きの人の「ファクス」が出てきたことにより、証人喚問の場できちんと話しておいた方が、自分や総理のためにもいいのではないか?

 

国会、証人喚問、

明日の証人喚問は、総理夫人の安倍昭恵氏を呼んで、真実を話していただきたい。

でないと、いつまでたってもこの件は終わらない。

籠池氏は、最初「総理夫妻には、何もしてもらっていません」と話していたのに、今になって「100万円もらっていた」と話している。

総理夫人は、いろんなところで講演やインタビューを受けているから、証人喚問でも大丈夫だと思う。

堂々と真実を話していただきたい。

 

私は、小学校に入学後、最初に担任の先生から言われたことを、今でも覚えている。

「嘘をつかない。自分が言われて嫌なことは、人に言わない。じぶんがされて嫌なことは、人にしない。学校の中(教室だけでなく、廊下や校庭なども)で先生に会ったら、少し頭を下げる(会釈する)」という内容だ。

 

100万円のやり取りの件、3通の契約書の金額がかなり違う理由、小学校認可までの過程、8億円のごみの件(実際はいくらかかったのか?)、国はなぜごみを取り除いて更地にしてから売却しなかったのか?国有地は「一括払い」が原則なのに、なぜ「分割払いでOK」だったのか、など、いろんなニュース番組を見ていると「異例」な部分が多い。

なぜ、そんなに「異例の待遇」が受けられたのか、不思議でならない。

議員の質問に対して、発言者は嘘をつかないように、「真実」のみを、きちんと話していただきたい。

「共謀罪」を創設する法案は必要ない!それよりも福島の「自主避難者への家賃の全額負担の延長」を決定してほしい!

過去3回も廃案になったという事は、もう、必要ないという事だ!

なぜそこまで執着するのか、意味が分からない。

いらないものは、いらないのだ!

2013年の「特定秘密保護法」成立以降、「まさか、今は『戦前』じゃないよね?」という、不安な気持ちが増すばかりだ!

一昨年は、居ても立っても居られなくて、8月に国会議事堂前のデモに一人で参加したが、あの時の気持ちが、また甦ってきた。

あの時、「女性(40代~50代?)が一人で参加している」(「憲法守れ!」と手書きした紙を掲げている人や、小さなメガホンを持って「憲法を、守れ~~!」と言っている)人を、数人見かけた。適当な時間に、紙を手提げ袋にいれて「すみません」と言いながら、一人、たくさんの人をかき分けて帰って行った。

「私だけじゃないんだ」と思い、つまり「子供の頃、親や祖父母から戦争の話を聞いた最後の世代が、『強い危機感』を持っているんだ」と思った。また、行くか。何の役にも立たないが。

 

しかし、昔は与党でも、ちゃんと自分の意見を持って、総理を諌める「ご意見番」のような人がいたと思うが、今は、いないのか?

少し前の国会中継で、総理が中座して自分の席に戻る時に、両腕を上にあげて「大きく伸びをした」時、麻生氏など近くの人たちが笑っていて、「え?誰も注意しないのか?というより、総理が『議員が一生懸命話している時』に、その緊張感の無い態度はなんなのだ!」と、がっかりした。

 

しかし、愚痴っても仕方がない。

今、喫緊の課題は、福島の「自主避難者」への家賃の全額負担の支援だ。

政府と福島県は、この支援を今月末で打ち切るそうだが、無償提供を継続してほしい!

 

11日の東日本大震災関連の報道を見ていた時、仮設住宅に住んでいる女性が「子供が小さく、避難指示が解除されても、ここ(仮設住宅)よりも放射線量の高い自宅には帰りたくない」と話していた。

福島では、今も天気予報の最後に「放射線量」の情報が流される。

母親なら、誰もが子供の健康を、まず考える。

国が原発を作ったために避難する事になったのだから、家賃の全額負担は国の義務だ!

国民の役に立つように、税金を使ってほしい。

簡単に他国の援助に使ってもらっては困るのだ!

 

国会で審議する内容は、「国民のためになる内容のもの」にしてほしい。

国民全体の財産である「国有地」は、「適正価格」で「適正」に売り、「国民の役に立つこと」に使っていただきたい!