つづき。7月16日、閉会中審査。参院予算委。児玉先生「現在の段階で一番大事なのは、むしろ各地での感染集積地の度合いを下げないと、今、上がっていったら、どんなガイドラインを決めても、来週には無効になってしまう。」

児玉先生「要するに、劇場型感染が起こり出したという事は、その劇場感染のメカニズムは、あとで劇場感染が起こると、そのあとで『ガイドラインに沿っていなかった』と非難が起こる。

 

だけどこれは、『被害者をムチ打つような格好になるだけ』であって、そのガイドラインが、今、新宿では違うレベルになっている。

そしたら新宿の、その地域としての感染頻度を下げない限り、ガイドラインを元に非難をしても『被害者が被害者を非難するような悪循環』になりかねない。

 

それで今の学校の話は、よく理解いただきたいのは、感染集積地、度合いによって全く異なります。

それから例えば、鹿児島のように、突然、最初少なかったところで、わっと集団感染が増えると、これは途端に、ガイドラインを変えないといけない。

そうすると今は、当初とは違って各地域の医科大学、日本にはあるので、かなり情報が集積されているから、そういうのに従って変えていけるように、むしろ『法制度を変えていく』。

 

それでもう一つは『文科省厚労省では、ガイドラインは作れない』、そう思います」

 

伊藤孝恵議員「エアロゾル感染、厚労省は『概念が確立していないもので、ないものだとみなしている』としている。

しかし今月10日、WHOが『世界32か国、239人の感染症専門家の指摘を認める形で、懸念を表明する』に至った。

エアロゾル感染はどういうふうに受け止めたらいいのか、エアロゾルについてご説明をお願いします。」

 

児玉先生「要するにこの感染の度合いは、感染者の多さと、それから免疫不全のような方でスプレッド(感染を広げる?)のつく方がいるかいないかによって、変わってまいります。

それが低い状態になると、エアロゾル感染ようのものは、必ず起こります」

 

伊藤孝恵議員「厚労省は、エアロゾル感染に対する対処方針は『3密を避ける、手洗い咳エチケットの実施などだが、これについて児玉先生のご所見を伺えますか」

 

児玉先生「制限だけでは無理です。ですから厚労省文科省の省庁だけでは『制限しかできない』という法律のたてつけになってしまいます。

 

ですから国会で、『国を挙げて、ワンストップの対策センター』を作って、感染者数を減らす。感染エピセンターを制圧する。

 

それを今日から、今週からやらないと、大変な事になります」

 

 

今日、ニュースを見た。森山国会対策委員長、何を言っているんだ???

審議する内容は、山ほどある!!!大臣の説明ではだめだ!!!

特措法の法改正が必要なんだよ!!!

わからないのか?????

 

国会運営にかかる費用を1年365日で割ると、1日約3億円になるとか。

毎日、国会を開いても閉じても3億円かかるんだから、国会を開いて仕事をしろ!!!

税金が、もったいないだろ???

毎日国会をやるんだよ!!!

国民の命を守れ!!!

コロナに夏休みは無い!!!

国会議員にも休みは無い!!!

安倍総理、逃げ回るのは止めて、医師の提言を聞いて国会で答弁し、法改正を早くしてほしい!!!

 

それにしても、自民党を支持している東京都医師会からの提言を受けても、それを無視する自民党は、何を考えているんだ???

まさか「神風が吹いて、コロナがパッと消えてくれる」なんて思っているのか???

それは無理!!!「マスクを配っても国民の不安はパッと消えず、税金466億円がパッと消えただけ」だ。 

わずか9日間で「全国の感染者数が1万人も増加した現実」に目を向けろ!!!

 

とにかくPCR検査を増やし、医療従事者や教師・保育士・老人施設など、定期的に検査をして、「陰性」の人たちで仕事をして経済を回すという、そういうふうにしていかないと、もう経済は持たないと思う。

今のGOTO、やる意味があるのか?

 

つづく