内容
〔2年の長期密着ルポで見えた、新たな真実。
大変なのに、誰にも相談しない!?
ヤングケアラーの本音は?
当事者1000人&全国自治体に同時アンケート。なぜ支援は届かない?〕
小学生や中学生の当事者なら「ヤングケアラー?なにそれ?わからない、聞いたことない」という感覚かも。小学生でも「家族が病気なら、家事はやらなければならないことだ」と考えるのでは?あるいは、その親は医師や親戚などに相談や支援を求めるのではないか?
「ヤングケアラーって、どういう意味?」とか、「家庭の中の事だから、『病気の人の介護や家事』は家族でやるしかない。誰もできないなら、自分がやるしかない」とか、「そもそも、こういう事に支援があること自体、知らなかった」とか、「大変なのに相談しない」という人は、そう思っているのではないか?
「家族に病人がいて、世話をしたり家事をしなければならないから学校に行けない」という場合、支援はどういうものがあるのか?