消費者庁がジャパンライフの被害を確認したのは2013年。その後被害拡大する可能性があるため「立ち入り検査」の話が出ていたが、課長が代わった途端「呼んで注意するだけでいい」と180度の方針転換。「本件の特異性・政治的背景による余波を懸念する」との文書も出ていた。要は「内閣府・経産省などのキャリアの人たちがジャパンライフに天下りし、お中元リストには総理や議員の名があり、政治家と関わりがあるため」ということ。

大門氏の映像を見て、要点をまとめようと思いましたが、うまくまとめられないため、下記の「参院の審議中継」を見てください。

 

参議院インターネット審議中継」を検索し、「2019年11月29日」をクリックし、画面一番下の「地方創生及び‥‥」をクリックすると、下の方に「発言者一覧」が出るので、上から6番目の「大門実紀史」をクリックすると、大門氏の質疑が見れます。

 

これを見ると、ジャパンライフの被害が2015年1月から3月にかけての被害増大に「桜を見る会」の招待状が利用されていた経緯、そして「被害拡大が懸念されるから、立ち入り検査」の話が出ていたのに「課長が代わった途端に『呼んで注意するだけでいい』と180度の方針転換」がなされた事、さらに、ジャパンライフ内閣府経産省のキャリアの天下り先で、顧問や役員になっていることがわかります。

 

昨日の「ゴゴスマ」によると

〈2014年、ジャパンライフ消費者庁から「行政指導を受けていた」(他局で、「2回指導を受けた」との情報もある)

2015年、ジャパンライフの山口元会長に「桜を見る会」の招待状が届く。

2017年、消費者庁から「マルチ商法」と認定され、経営破綻。

2019年4月、警視庁などが「特定商取引法違反」の疑いで、関係先を捜索。

 

ジャパンライフは「桜を見る会」の招待状を「資金集めの勧誘」に利用していた。

福島県郡山市で過去に行われたセミナーで「安倍総理から山口会長に『桜を見る会』の招待状が届きました」と参加者100人を前に「桜を見る会」の招待状をスライドに大写しし「(首相とは)食事をする間柄です」

被害者「すごい政治家と付き合っているんだな、と、誰も疑わなかった」

結果、2100万円を投資し、約9万円しか戻ってきていない。〉

 

今、問題になっているのは、山口会長に届いた「桜を見る会」の「受付票の60-2357」の「60」(誰の推薦かを示す番号)についてだ。つまり「誰の推薦枠で、招待状が発送されたのか」という事だ。

共産党が入手した資料では「2014年の桜を見る会」では、『60~63』は『首相・官房長等』が割り当てられていた。野党はこれについて再三質問したが、招待状を送付した内閣府の担当者が「名簿を破棄したから、内容はわからない」としらばくれて、ここ数日、審議は進んでいなかった。

 

つまり、総理や官僚は「だらだらと『知らん存ぜぬ』と答えないままで時間稼ぎをすれば、国民なんか、すぐにこの事など忘れてしまうだろう、そして、いつものように、逃げればいいのだ」と思っているんだろう。

こんなに国民をバカにする政権は、今までなかったと思う!!!

いい加減にしろ!!!

 

昨日、ようやく「60」が「総理枠」という事が、森山国対委員長から安住国対委員長に伝えられた。

しかし、菅官房長官のように「そんなことは言っていません」と発言を翻す可能性がある。

嘘つき総理、嘘つき官房長官、嘘つき官僚!!!

ウンザリだな!!!

シュレッダーは、野党が調べたら「空き時間がかなりあった」ようで、内閣府の担当者はどうして「あんな幼稚な嘘」ついたんだ?みっともないと思わないのか?

 

消費者庁の課長が代わらなければ立ち入り調査が行われていたはずだし、「桜を見る会」の招待状がジャパンライフに届かなければ、被害拡大は防げたはずだ!!!

 

ジャパンライフのお中元リストに、総理や議員の名がたくさんあったという事は、政治家と関わりがあった事を示す。

 

誰がどう責任を取るのか?当時の課長交代の裏には官邸の意向、つまり総理の意向があったのか?

 

きちんと国会の予算委員会の場で、国民に説明してほしい!!!

逃げるな!!!