福田次官の今回のセクハラ発言について。
コメンテーターの発言
「この問題、『女性問題』という言い方をされていて、新潟の米山さんと一緒にされているが、女性問題ではない。
セクハラというのは『人権』とか『一種の暴力』の問題だし、米山氏は『売春に抵触する』問題で、『女性問題』という時は、問題を『矮小化』する時に使う。
仕事はちゃんとやっているが、ちょっと女性問題でしくじったよ、というような事で「しょうがないね、男は」みたいな流れがどうしてもある。それ自体がおかしい。
『女性問題』という言い方が間違っている。
テレビ朝日の会見の中で、女性記者について『ICレコーダーを回していたのか。取材者の倫理としておかしい』とか『女性記者に処分を』という声があったが、ここで本当に申し上げたいのは、すべてのハラスメントの被害者の方は、家族であれ夫婦間であれ、上司、大学、どんな場所でもICレコーダーを回すことは、民事裁判の証拠として有効です。弁護士にも勧められるようなやり方です。
メモを取ったりICを取らないと証拠にならないんです。
今回、そもそも福田次官は、お店であってもまずいです。
お店で言うようなことを言った、という事は、『取材活動』と思っていなかったわけです。
だからこそ、ああいう事を言ったわけで、それでICを回すことは当然ですし、もっと言えばこの問題、4月4日だという事がわかっていますけど、財務省が森友の改ざんがわかっている中で、その財務省のトップがこういう事を言っていた、という事を考えたら、そもそも佐川氏が辞めた時点で、責任を取るべき方でした。そういう方が4月4日の段階でこういうことを言っていたという、いくつもの問題がある、ということ。
まず、テレビ朝日にお願いしたい事は、この女性社員に対して、処分は一切しない事。むしろこの方は一回会社に言っている訳だから、この方に職業倫理が無かったのではなく『被害者』な訳です。
加害者は、福田次官に間違いないわけですから、その前提で、きょう、スタジオで進めていただきたい、と思います。」
続く