よくわからないことがあるので、それについて教えていただきたいのです。
ネットで知ったのですが、大阪府の私立小・中学校の設置認可の審査基準は、「校舎を借地に建てることは禁止」されているのに、森友学園は「借地に校舎を建てる」建設申請を出して、大阪府は認可した、という事。
どうして認可されたのでしょうか?
そして、籠池氏が国有地の賃借料の減額交渉などを昭恵夫人付きの谷査恵子氏に依頼して、谷氏が財務省理財局の田村国有財産審理室長へ問い合わせ、内容をまとめたファクスを籠池氏に送っています。
そのファクスの内容をテレビで見た時、たしか「なお、これについては夫人にはすでに連絡してあります」という旨の記述があったと記憶しています。
これは、きちんと確認する必要がありますが、「夫人に連絡した」という事は、「夫人は森友問題に関わっていた」と言えると思いますが、どうなのでしょうか?
「夫人が直接財務省に尋ねた訳ではないので、関わったわけではない」と言えるのでしょうか?
私が思うのは、「昭恵夫人付き」の谷氏が財務省の田村室長に問い合わせたことで、一気に財務省内に緊張が走ったように思うのです。
誰が何のために、どう動いたのか。誰が決裁文書の改ざんを指示したのか。それは、ここから始まったのではないでしょうか?
国家公務員が、逮捕されるおそれがあるようなことを自分から行うとはとても思えません。
改ざんは、上から「大きな力が働いたから」と考えるのが普通だと思います。
近畿財務局の方が「書き換えさせられた」という遺書を残して亡くなられたのは、本当にお気の毒で、残念でなりません。
人間が生きる時間なんて、宇宙から見たら「ほんの一瞬間」です!人生、あっという間です!普通に生きていても、あっという間に過ぎ去っていきます!だから、絶対に自殺はしないでください!自分の人生を大切にしていただきたいのです。
しかし、改ざん前の文書に、詳細な名前や交渉の経過が書かれていたことは、「のちのち、これについて問い合わせがあった場合、誰もがこれを読んで内容を把握できるようにしておかなければならない」という意味だったのではないかと思います。つまり「普通の取引ではなかったから、きちんと経過を書き残しておく必要があった」という事です。
それをきちんと残していた人は、決裁文書の重要性を知っておられた、という事。
とにかく、「なぜ、『借地に校舎を建てること』に大阪府は認可を出したのか」を知りたいし、谷氏を証人喚問して「籠池氏に送ったファクスは、昭恵夫人に頼まれたものかどうか(関わっていたのかどうか)」について、きちんと説明していただきたいと思うのです。それは、日々近くにいた人にしかわからない事だからです。
以上、ぜひ知りたいので、国会の場で「野党の皆さんが鋭い追及」をし、私たちに教えていただきたいと思います。
今夜の朝日新聞夕刊より
〈財務省が改ざんしていた文書のすべてが、会計検査院に提出されていたことがわかった。検査院が参院予算委員会の理事会に対し20日に提出した報告書で明らかにした。検査院によると、これまで判明していた貸付契約の決裁文書を含め、財務省が改ざんを公表した14件の文書のすべてで、改ざん後のものが検査院に提出されていたという。検査院は、昨年4月下旬、改ざん前の貸付契約の決裁文書を国土交通省から受け取っていた。財務省提出分と内容が違う事に気づいたが、財務省が「交通省の文書はドラフト(下書き)」と説明したため国交省には確認していなかった。検査院は参院予算理事会に対し「提出資料の信ぴょう性を確認するのが大前提であるにもかかわらず、適切な確認を行わなかった」と謝罪。その後の参院予算委で河戸光彦院長は「書き換えに至る経緯や内容を確認したい」と述べた。〉
去年の4月に、改ざん前の決裁文書が国交省から会計検査院に届いていたとは。
これまでの経過を考えると、「首相夫人は私人なんだから、名誉職には就かず、外国訪問以外はメディアに顔を出さないでほしい」と思う。有名になると利用されるから。
それにしても、昭恵夫人と籠池氏を会わせたのは、誰なんだ?そこからこの問題が始まった!
本当に迷惑な事案だ! この1年、「無駄だったんだなぁ」と思う。
早く解明してほしい! これ以外の問題も、早く解明してほしい!!!