質問に対して、総理の答弁がだらだら長い!
簡潔に話していただきたい。質問する時間が少なくなり、もったいない。
結局、拉致問題は、どうするつもりなのか?
総理は「拉致問題はそう簡単な問題ではない」という、今までと変わらない答弁だったから、もう、自分から積極的に話し合いを詰めていくつもりはないという事か?
2002年のあの時救出に動いた人たちがまだ生きているうちに、なんとかもう一度動いていただくよう呼びかけ、あの時の交渉の交渉をもう一度試していただきたい。
それをやらないなら、この問題の解決はもう、無理ではないのか?
ミサイルが日本に飛んでくるようになった今、諦めるしかないのか。
拉致被害者の家族の人たちが希望が持てるような方法を、考えていただきたい。
森友問題、少子高齢化とか、派遣社員・契約社員という使い捨ての働き方、長時間労働での過労死の問題、保育園の不足、など、問題は山積している。
総理には「憲法改正」よりもまず、喫緊の課題の解決に全力を注いでいただきたい!
そして、民進党の蓮舫氏の質問に対して、蓮舫氏の質問内容は一貫しているのに、金田法務大臣の「共謀罪の答弁」は、全く意味がわからない!
蓮舫氏の最初の質問に対し、「LINEのやりとりは、共謀罪の取り締まりの対象になる」と言ったのに、次の質問の内容に対しては、「LINEのやりとりは、共謀罪の取り締まりの対象にならない」と言った。
法務大臣として、どうなのか?
他の質問者に対して、「もう一度言ってください」などと言って緊張感が無いし、もう本当に、がっかりだ!
それにしても、森友問題についての、民進党の小川敏夫氏のパネルを使った説明はわかりやすかった。
「平成26年のボーリング調査により、払い下げ国有地は、盛り土は3メートル(かつて沼地・深さは3メートル)、その下は沖積層の地層(2万年前の地層、自然に堆積した地層)。つまり、3メートルより深い所にゴミがあるはずはない。」というもの。
9、9メートルからごみはでてくるはずがない。
その後の改良抗施工のプロペラの写真の説明も、よくわかった。廃材もプラスチックもからまっていない。粘土質のものがついているだけ。
大量のごみは、事実じゃない。
8億の値引きはどこからくるのか?
総理の答弁は、結局だらだら続く。余計なことをべらべらしゃべりすぎ、答弁のひどさだけが目についた。
総理は「支持率が高い」という事を自慢しているが、与党の支持率の高さは「みせかけ」だ!
「無党派」が一番多いと、私は思っている。野党、特に民進党はもっと各自が「党を盛り立てるように」動いていただきたい。
以前、「なぜそこで、そう動いたのか?党首は泣くぞ!!!」という動きがあった。
あの時の蓮舫氏の表情を見て、私も「なぜそう動いたんだ、あの議員は?」と怒った!
とにかく、自分が所属している政党を党首を、各自がしっかりと盛り立てて、一丸となって審議をしていただきたいと思う。
それにしても、民進党や共産党の質問内容や説明はよくわかるが、自民党の質問は長く、総理の答弁も長い。
そして、金田法務大臣の答弁を聞くと、やはりこの法案は、「法務大臣でも理解できないもの」で、必要ないと思った。
一昨年の8月ごろから、自民党の質問者や総理の答弁を聞いていると、頭が痛くなり、時々体調も悪くなるようになった。
だから最近は、国会中継は録画して、野党の質問と答弁だけを聞くことにしている。
あの場にいる人たちの体調は大丈夫なのか、と、少し気になっている。