昨年7月、ジュバで大規模戦闘があり、数百人が死亡!
今になって政府は「昨年9月から撤収を検討していた」とコメントを出したが、じゃぁ、なぜその後の11月に「かけつけ警護の任務を付加」したのか?
撤収を考えていたのなら、そんなことをする必要はないと思うが。
総理は10日夜の会見で「南スーダンの国造りが新たな段階を迎える中、自衛隊が担当する施設整備は、一定の区切りをつけることができると判断した」とコメント。
13日、改めて派遣部隊の撤収について「治安悪化は原因ではなく、作業に一区切りつけることができるという我々の政策的な判断だ」と強調したが、ここ数日の朝日新聞を読むと、ジュバは、相変わらず危険な状態だ。
主な内容
「(南スーダン)国内では、多数の市民が虐殺や略奪などの残虐行為に遭っている」
「南スーダンの副大統領を解任されたマシャル氏は、先月、滞在先の南アフリカで朝日新聞の取材に『ジュバは主要な標的だ』と述べた」
「国連は報告書などで『紛争と暴力の影響が、市民にとって壊滅的な規模に達している』と言及」
「国内には10以上の反政府勢力が存在する」(という事は「いつ、どこで、そのたくさんの勢力が動くのかは全く見当がつかず」、安全な場所など無いに等しいということだ)
「2016年7月のジュバでの大規模戦闘では数百人が死亡。国連南スーダン派遣団の軍司令官代理は同11月『和平合意が維持されているとは言えない』と言及していた」
「現在も、南部や北部を中心に戦闘が続き、内線状態に陥っている」
つまり「今、ジュバは非常に危険な状態である」という事がわかる。
5月まで自衛隊が道路工事などをしていても意味がない。戦闘が起きれば壊されるだけだ。
だから今すぐ、撤収の準備をして、早急に、順次帰国させてほしい!
なによりも大事なのは、「命」だ!
国民は、「総理が自衛隊の命をどう思っているのか」、その発言に注目している。
もし今後、自衛隊に何かあったら、「政府の判断は誤りだった」という事で、安倍政権は終わる。
国会で、いろんな場面で総理自ら何度も発言しているように、「全ての責任は、総理にあるから」だ。
とにかく、早急に撤収できるよう、無事に帰国できるよう、祈るばかりだ!!!