以前、30分で終わる用件が、さらに保険の勧誘で3時間以上粘られた事がある。
のちに、2時間粘られたこともあった。
勧誘って、そういうものかと思っていた。
しかし‥‥‥。そんな簡単な話ではなかった。
今回の報道で「郵便局員が、保険に入るまで朝から夕方まで居座った」と知り、あちこちでこういうことが起こっていたのか、と唖然とした。
高齢者が「一人で20件以上の保険料を支払っている」事の異常性が、なぜ把握できなかったのか。知っていても、放置していたのか?知らぬ間に親族が保険に加入していたという話も異常だ。
そもそもだが、年賀状って必要なのか?
若い人はスマホで済ます人が多いし、切手代も再度上がるから、今後は枚数を減らしていくしかないと思うが。
それに、郵便局で「お中元とかお歳暮」を送る人がどれだけいるのか?
交通の不便な所なら必要だろうが、大事な人に贈る特別な物なんだから、多くの人が「デパート」とか「専門店」などから送るのではないか?
郵便局に行くと勧められるが、カラー刷りのパンフを見ると、「パンフが色刷りでお金がかかっているけど、どれだけ利益が出ているんだろう?」と思う。まさか、郵便局員が自腹で買っているのではないだろうな?
そういえば、昔、年賀状でそういうのがあったが。
とにかく、利益が出ないものは、止めた方がいい。
話を戻すが、家に来ていた郵便局員は、「その人がどんな保険に入っているのか(すべて)」を知っていたが、こちらには見せてくれなかった。つまり、自分で保険証書をまとめて管理していれば気になった時にすぐに把握できるが、認知症の人には無理だ。
だから、親や兄弟で「一人暮らしのお年寄り」がいたら、一度「かんぽ生命」について聞いた方がいい。報道されたような「保険料の支払いのために財産が減っていき、借り入れてまで支払い、水道料を払うのも困っていた」ということが心配だからだ。
自分の親がもしそういう事になっていたら、子供はショックを受けるだろう。ましてや、「知らない間に自分が保険契約したことになっていたら」、もっとショックだ。
ノルマを達成するためには、老人の財産まで奪っていいのか。
日本が、どんどん壊れていく。