コメンテーターの発言
「もう一つ重要な事がある。それは『昨日の福田次官の辞任』と『テレ朝の夜中の発表』には、もう一つ背景がある。
もちろん『週刊新潮の二の矢』も大きかったが、実は『週刊文春のスクープ』も大きかった。
週刊文春は、全体として安倍政権についていろいろな問題を書いた中で、福田次官の事も書いている。
実は、『テレ朝』という事は、週刊文春はもう、きょう（４月１９日）発売の分で書いたんです。しかも麻生大臣に福田次官は『このテレ朝の記者の名前を出した』というふうに文春は取材源に書いている。という事は、テレ朝はもう『週刊文春に載った、ということがわかった』という事と、福田次官も『自分がテレ朝の女性記者だとわかった』という事を麻生大臣にもう報告している、という事が、少なくとも週刊文春の取材ではそういう事が出ている。
これは、結構重要な記事だった。
という事を考えると、財務省のこの「出てこい」（弁護士に申し出る）という文書は、（女性記者が誰なのか）わかっていながら、「あなたがテレ朝の女性記者だとわかっていますよ。でも、出られませんよね」というような『脅し・恫喝』と取られてもしょうがない。
だから今回の件は、『新潮』だけでなく『文春』の記事も重要な側面があった、という事を、是非、押さえておいてください」
これを聞いていたら、財務省の矢野官房長は何を調査しているのかわからなくなった。というか、この文春の「麻生氏に、福田次官が報告した内容」について、きちんと調査していただきたい。
そして、調査した結果を、早急に国民に報告していただきたいと思う。
とにかく、財務省もテレビ朝日も、「約束した通り」この女性記者を「徹底的に」守ってください！！！
「いじめ」も「セクハラ」も、言われた人が「いじめ」とか「セクハラ」と感じたら、それが成立します。謝罪して、やめて下さい。
要するに、小学校の道徳で習った「自分が言われて嫌な事は、人に言わない」という事を守ればいいのだと思う。
早い話、昼間も仕事をしていた自分の妻や娘が、帰宅して再び仕事で呼び出されたら自分はどう思うか、という事だ！
政府は「働き方改革」についていろいろ審議しているんだから、「大地震の発生等の重要な発表以外、夜中に記者（男女問わず）を呼びつける事は禁止（夜は休め）」ぐらいの事を考えてほしい。少子高齢化になる事がわかっているんだから、「国民の健康を守る」政策を考えてほしいと思う。
それと、福田次官や矢野官房長の発言を聞いていると、「セクハラの意味」がイマイチ理解されていないような気がする‥。認識がないように見えるので。
一度、「どういう場合がセクハラになるのか」を、専門家に聞かれた方がいいと思う。
週刊新潮で出た発言が、「財務省の事務方トップの福田次官の発言」かと思うと、本当に恥ずかしい。
「財務省の事務方トップ」という立場にある事の「誇り」というものがないのか？
早く事実を話していただきたい。
信用は、地に落ちた。
