阪神淡路大震災(1995年1月)の時、発災から少し経過した時に、客船(だったと思うが、フェリーだったかもしれない)が被災者を受け入れて下さって、お風呂に入ったり休憩する事ができて、入浴できた人がホッとされていたのをニュースで見た覚えがある。
被災地では昨日も汗だくでたくさんの方たちが作業をされていた。
しかし、避難所では「0時頃にうとうとして、3時頃には目が覚める。疲れが取れない」と男性が話していた。
今後、全国的に、相当暑い日が続くようだ!
少しでも、夜、涼しい環境で休めるように、政府にはしっかりと対処していただきたい!!!
でないと、水が足りない状況で手術ができず延期している病院があるとニュースで見たので、病人が出た場合(特に熱中症でたくさんの人が具合が悪くなったりすると)大変なことになると思う。
総理は被災地を訪れた時、「政府は、発災直後から、一丸となって対応している」と言った。
それが本当なら、明日からも官邸に行き、刻々と変わる被災地の情報を収集し、被災した人たちが、夜、少しでも涼しい環境で休めるよう、そして、被災者用に借り上げたアパート等に早く住居できるよう、そして、自衛隊や各地からの消防隊員の方たちなども交代で作業していただけるよう、配慮していただきたいと思う。
7月5日の朝日新聞夕刊1面には、今回の豪雨に関する被害状況がすでに載っている。
〈大雨により、5日午前9時半ごろ兵庫県の物流センターの造成工事現場で男性作業員3人が排水管に流され、全員救助されたが一人が死亡。下呂市では5日午前6時、土砂災害の危険が高まったとして90世帯に避難指示を出し、市内の小・中学校は休校となった。高山市でも市内のすべての小・中学校の休校を決めた。〉
5日の午後には、台風が来ているわけでもないのに、気象庁が異例の「記者会見」をして、「8日にかけて、西日本から東日本にかけて非常に激しい雨が降る」と伝えた。
自民党議員が「新聞」を読んで、「気象庁の異例の会見をニュースで見て」いれば、「酒を飲んで集合写真を撮り」ネットにその時の写真を何枚も上げて「国民の怒りを買う事」もなかったと思う。
国会議員が新聞を読まない事を(普通なら「新聞を読まないなんて、恥」のはずが)、「財務大臣が悪びれる事もなく『新聞を読まないのは自民党議員』などと平気で言う」こと自体、タガが外れている!!!
50年ほど前、中学の担任の社会科の先生が「朝、新聞の1面ぐらい、中学生になったんだから読んでくるように。朝のホームルームで質問を出すから」と言われて、1面を読んでから登校した事を思い出す。
祖父も父も、新聞は3紙読んでいた。
なぜ、国会議員が読まないのか???
新聞を読まない人が大臣になると、「政治がガタガタになって、税金が国民のために使われなくなってしまう」のか。
国民のために政治をやるのが国会議員の仕事なのだから、新聞は3紙ぐらいは読んで、「世の中の動きや国民の意見」を把握していただきたい!!!
今は、被災地の方たちの気持ちが前を向く政策を、とにかく明日からやっていただきたい。
被災地支援に、休みは無い!!!
家が流され、何一つ残っていない方たちに対して、希望が持てる政策を与野党で考えていただきたい!!!
国会で、「カジノ法案」や「定数6増」なんか、審議する必要はないから!!!
あんなもの、国民のためには必要ないので!!!審議するだけ時間の無駄だ!!!
とにかく、「自民党員が酒盛りしていて」初動が遅れ、災害対策本部の設置が遅れたのは自民党の責任!!!
きちんと責任を取って、自民党全員で、明日から行動していただきたい!!!
国民は、怒り狂っているのだから。
それにも増して驚いたのは、「翌日、7人死刑執行」という「非常に気持ちが重くなる事案」があるのに、「わはは、とみんなで笑って酒を飲んでいた事」だ。
「普通」とか「常識」とか、国会議員としての「品格」は、どこに行ったんだろう。
そのくせ、都合の悪いことは「発言を差し控えさせていただきます」と言う。
それを聞くたびに「そこは、差し控えなくていいんです。国民に、きちんと説明する責任が大臣にはあるんです」と、今まで何度も思った。
昔、学生運動をしていた団塊の世代の人たちが、「ちゃんとした意見」を自分のブログに毎日書き続け、少し後の世代の私たちも「よく考えて、とにかく書き続ける事」が大事だと思う。「カジノ」、「定数6増」、いつまでアホな事を審議するつもりなのか?国民のアンケートをしっかりと見てほしい。7割が反対意見だ!
ここまで「豪雨被害」よりも審議したいところを見ると、つまり、パーティー券とか政治献金をどこからか受けているのか???
国民はそういうこと、忘れません。下村氏、甘利氏。いつ、説明をするんですか???
昨日の報道だと、明日からは「40度に迫る暑さの所が出るかもしれない」らしいので、被災地で熱中症で死者が出そうな気がして、非常に怖い!!!
とにかく今は、被災地で活動している人たちに、「少しでも体が休まる環境を整えていただきたい」、それだけだ!!!