獣医学部新設は、本当に必要なのか?「加計ありき」は獣医師会顧問も分かっていた!!!

26日の報道ステーションを見た。

〈24日の安倍総理の発言

「あの獣医学部の新設は、日本獣医師会の強い要望により1校に限定した。それは中途半端な妥協だった。2校でも3校でも意欲のある所はどんどん獣医学部の新設を認めていく」と話した。

政府の主張は「獣医師が増えすぎることを懸念した獣医師会に配慮したこと」で結果として加計学園「1校に限り」となった。

それを受けて、番組は日本獣医師会の北村顧問にお話を伺った。

北村氏「去年の秋までに、そんな条件を迫った事実はない。」と否定。

そして、「正直、真意がよくわかりませんね。国家戦略特区で1校に決められたのも、国家戦略特区の議長である総理ですから。『1校にしてくれ』だとか、ましてや『広域的に限る』なんてことは(去年11月以前に)1度も言っていないです」

獣医師会は去年12月8日に内閣府に対し「4条件を満たすことを審査して上で新設は1か所かつ1校のみにしてほしい」と要請はしている。

しかし「去年11月に新設は広域的に獣医学部がない地域に限る、という方針が、すでに政府から出ていた」として、こう話した。

北村氏「獣医師会とすれば、昨年の11月9日の国家戦略特区で『広域的に限り』ということで、もうこれが出た時に私自身は『あ、加計ありきだな』と、加計のために『広域的に限り』の文言を入れたんだなと思ったので、そこは我々とすればやむを得ないというよりも、残念ですけども。それをひっくり返すだけの力もありませんので。」

 

獣医師の需給のバランスをどうするのか?基礎数がわからない。

公の場で、獣医師会としての説明、政府側としてもきちんと説明する必要がある。

加計学園が認可された場合、多額の税金が投入される。しかも「私学助成」という形で、ずっと大学がある限りお金が使われていく。という意味では安倍総理が腹心の友という加計理事長に公の場で『なぜ開学の意味があるのか』を、われわれに直接説明してほしい。そうしないと、この開学の意味、そして日本の社会全体における位置づけというのがはっきりしてこないと思う〉

 

結局、獣医師会も「加計ありき」とわかっていたんだ!

獣医師会に責任を擦り付けようとしているみたいだ!

 

だいたい、国家戦略特区とは「最初に選ばれた地域でどのような成果が得られたのかを見極めてから、それを全国に広げるかどうか、考えようと」いう仕組み。

加計学園が開校もしていないのに(成果も何も出ていない)、総理は「2校も3校も認めましょう」というのは、変だ!!!

総理は一体、何を考えているのだろう???

大事な説明責任を果たさず「改憲」だなんて、総理は何を考えているのかさっぱりわからない!

わけがわからないから、早く臨時国会を開いて、説明をしてほしい!!!