日本にカジノは必要ない。 被災地の復興を最優先に!

ギャンブル依存症の人間を、これ以上増やしてはいけない。

増えれば、また悩み苦しむ家族を増やすことになるからだ。

 

政治に関わる人たちは、30年後40年後にこの国で生きる人たちが幸せになるよう、安心・安全を考えて施策を進めていく義務と責任がある。

有権者は「あなたなら、この国を良くしてくれるだろう」という期待を込めて投票しているのだ。

だから、「当選したから、なにをやってもいい権利がある」のではなく、「後世に残る良い事」をやっているかどうか、有権者に試されているのだ。

 

国策で作られた原発東日本大震災で福島から自主避難した小学生が「菌」呼ばわりされていじめられた問題。

親が生活再建のために忙しくて大変な時に、「いじめの事で悩んでいる」とは、なかなか言い出せなかったのではないか、と思う。

あの地震を経験した上にいじめられて、本当に辛くて悲しかったと思う。

 

しかし、原発が無ければ避難する必要はなく、友達と一緒に、それまでと変わらぬ生活ができていたはず。

自主避難者には数十万支払われただけだとか?そして、来年の春には「家賃援助」も打ち切られるとか?まだ、仮設住宅に住んでいる方々がいるが、寒い地域で冬を越す身になって、暖かい部屋で過ごせるように配慮していただきたいと思う。

 

そして、「震災後に生まれた子供が18歳になるまで家賃援助をする」とか、「来年度の日本の予算の半分を福島全域の除染に充てて街を整備し、早く自主避難されている方たちが戻れるようにする」とか、「今、本当にやるべきこと」を、腹をくくってやっていただきたい。

 

2~3年前だったか、NHKの「クローズアップ現代」で、「イノブタの被害」について伝えていた。

家の中が、いろんな動物やネズミにより食い散らかされ、家電のコード類が噛みちぎられ、部屋も泥で汚れ、ガラス戸も割れていて、「もう、住めないのでは?」と思った。

そして、倉庫のガラス戸を割って、イノブタが米を食べ散らかしていた場面もあった。

 

その後イノブタが増え続け、石原伸晃氏が「イノブタの駆除を指示した」という新聞記事を見たが、今、どうなっているのかはわからない。

 

2020東京五輪を「復興五輪」とするなら、「福島の復興」を早く進める必要があると思う。

 

突然「カジノ」が国会で審議され、意味が分からない。もう、止めたのだと思っていたから。

不幸になる人が出るのがわかっていて、なぜ審議する必要があるのか?

国会を見ていると、不安な気持ちが強くなる。