8月10日、報道ステーションを見た

閉会中審査の様子を見て

 

1、PKOの日報問題

会談メモ、特別防衛監察についての防衛省・辰巳前総括官の答弁。結局、質問に対して丁寧に答えてはいなかった。

なぜ、はっきりと言えないのか?国民にしっかりと説明するために来ているのに。

特別防衛監察は防衛省による内部調査だから、ここはやはり、第3者機関などの外部による再調査が必要だ。

閉会中審査終了後、自民党・森山国対委員長は「良い委員会の質疑がなされたのではないかと思っています」と言っていたが、「どこが?!」と思った。

結局、総理も稲田氏も欠席して、「きちんと説明責任を果たす」と言った8月3日の総理の言葉は「嘘だったのか」と、失望した。

嘘ばかりついていると、どうなるのか。知らぬ間に日本が変な方向に向かいそうな気がして、心配だ。

 

2、加計学園の認可が保留になった

〈審議の結論は10月以降にずれ込む見通し。

学園の予定では11月にも推薦入試が始まる。

建設費の半分の96億円は補助金から賄われることになっているが、疑惑の解明が進まないまま、校舎の建設だけが続いている。〉

早く加計理事長を臨時国会で証人喚問して、これまでの経緯を説明してもらう必要がある。とにかく「疑惑」が多すぎる!

総理大臣がこんなに疑惑を持たれたことは、今までになかったはずだ!

国民の大事な税金を「かなりの額」使う事になるのだから、理事長には「きちんと説明する義務がある」と思う。

認可された場合、加計学園は毎年どれだけの補助金を受け取ることになるのか?数千万か?数億か?数十億か?

総理が早急に臨時国会を開き、「関係者を証人喚問」して、日報問題、森友・加計問題を、早く解決していただきたい。

7月29日の報道特集。「安倍総理は、2007年に既に獣医学部の事業主体が加計学園だと知っていた」のか?

7月29日の報道特集の「加計学園」の部分をまとめてみた。

 

〈7月24日の閉会中審査。総理は、特区に認めた今年1月20日まで、加計学園が申請しているのを知らなかったと話した。

そして「過去の答弁を、訂正させていただきたい」と話した。

疑惑はかえって深まった。

 

去年のクリスマスイブでも、総理は昭恵夫人・加計理事長と過ごしていた。

ゴルフや食事は、第2次安倍内閣になって判明しているだけで14回。加計学園獣医学部申請の議論がされていた去年7月以降は6回にのぼっている。

 

民進党・大串氏「一度も加計理事長との間で、獣医学部新設を願い出ている事が話題にも上らなかったのか」

総理「新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨の話は聞いたことはあるが、『獣医学部を作りたい、さらには今治市に』といった話は、一切なかった」

 

今年1月20日まで加計学園が申請しているのを知らなかったという答弁を聞いていた前川前事務次官は、「これを聞いて、どう思ったか」という問いに、

前川氏「ちょっと耳を疑った。あれ、今何をおっしゃったのか、という感じ。それはないだろうと。今治と言えば加計、加計と言えば今治、もうセットで、加計学園今治以外で作るという話はどこにもなかっったし、実際どう見ても『李下に冠を正している』ところまでは、間違いないですね。

でも、本当に李(すもも)を取っているかもしれないんでね。」

 

総理の答弁に驚いた、という人物が、もう一人いる。

かつて自民党衆議院議員だった 日本獣医師連盟の北川直人委員長だ。

 

今週、カメラなしの取材に応じた。

加計理事長から、獣医の大学を作りたいと頼まれた10年前の2007年に、初めて面会。

その際に安倍総理の名前を出されたという。

「岡山の国会議員をご存知ですか、と聞いたら、加計さんが『安倍晋三さんです』と答えてびっくりした。今の総理じゃないですか、と。

だから私の脳裏には、安倍さんときちんと詰めて、まずは北村を説得して来いと言われて来ているな、と感じた。」

この日、最初に聞かれたのは「獣医の大学を作るのにいくらかかるか」だったと、北村氏は主張する。

「会った瞬間に(加計理事長に)『獣医の大学を作りたい』と言われた。『息子の鹿児島大学の入学式の時に、校舎や家畜センターを見て、自分でもできると感じました。20~30億円で作れますよね?」(と言われた)

「教育理念の話はありませんでした。教育者ではなく、事業家だと感じた」

加計学園に取材したところ「北村氏と会食したのは事実」だとしながらも「北村氏の発言は信ぴょう性は極めて疑わしいものがあります」と回答した。

 

記者が何日も加計理事長の自宅マンションに訪れたようだが‥不在。

加計学園秘書室の男性に「取材をお願いしたい」と申し出たところ、「取材は学園の方で一本化させてもらっていますので、インタビューは全社お断りさせてもらっています」

加計理事長は、インタビューの取材を拒否し続けている。

 

私たちは加計理事長の姉で順正学園の加計美也子理事長に話を聞いた。

Q「孝太郎さんが昔から安倍首相と仲が良かったと感じましたか」

美也子氏「仲良しでしたよ」

Q「美也子さんは、首相に会ったことはありますか」

美也子氏「ありますよ」

Q「どこでお会いになったんですか」

美也子氏「甥の結婚式とか、千葉(科学大学)の開学式ですか、あの時にお目にかかりましたね」

Q「最近、孝太郎氏とは連絡を取っていますか?」

美也子氏「取ってないです。もう、7年ぐらい。ちょっとけんかして決別しました。だから何を考えているのかさっぱりわからない」

学校経営の方針の違いなどをめぐり、7年前から会っていないと話す美也子氏。獣医学部新設についても、考え方は違うという。

Q「獣医学部を作るという考え方については、どう思われましたか」

美也子氏「私だったらやらないです。ものすごいリスキーなんですよ出ていくっていうのは。(私は)望まれて行く以外はやりませんから。学生のために学校はあるんですから、学生がいなかったら学校は要らないわけですから」

 

文科省では、この夏の人事異動で、加計学園の事案に絡んでいた4つの部署の課長や室長は、全員異動になった。

文科省は「異動の理由は、外部にはお答えしていない」としている。

ある職員(文科省現役職員)は報道特集の取材に対し、こう明かした。

「政治家の口利きは多々ある中で、今回は担当者が細かく記録していたからこそ詳細な経緯が明らかになった。

今、省内では「機微な情報はメールに書くな、電話にしろ」と指示されている。証拠を残すなと言っているようなもので、今回の教訓がそれか、と情けなくなる」 

 

キャスター「安倍総理は加計理事長の事を『腹心の友』というが、これは普通の友じゃなく、腹を割って心を開いて何でも話せる友人という意味。

それが、これだけ公的なプロジェクト、巨額の税金がつぎ込まれるプロジェクトについて、お互いに長いこと何も知らなかったのか?『李下に冠を正さず』で、お互いに付き合いを全く絶っていたならいいが、ゴルフや会食を何度もしている。

それでも総理が腹心の友であると言いたいのだったら、加計氏を説得してでも、公の場で経緯を説明してもらうぐらいのことをしてもらわなければだめなのではないか。」〉

 

結局、森友・加計問題、日報問題を解決しようと思うなら、与党が「詳しい経緯を知っている人たちを証人喚問する」しか、方法はない。

安倍総理が「丁寧に説明する」と本気で思っているなら、加計理事長、今治市長、稲田氏などの関係者を、国会に証人喚問するはずだ。

加計理事長や稲田氏を国会に出席させないなら、「国民なんてすぐ忘れるから、的を外した回りくどい時間稼ぎの答弁をして、だらだら逃げていれば、いずれ忘れる」という気持ちの表れだと思う。

先日見たニュースで、今治市民も「なぜ加計学園のために多額の税金を使うのか?」と詰め寄っていた。加計氏は、これまでの今治市との話し合いや、今治市の税金の負担がどう決まったのか、などの経緯を説明する責任がある!

早く臨時国会を行い、「森友・加計問題、日報問題」を解決してほしい!

 

それから、ずっと気になっていることだが、菅官房長官の「記者会見」は、よくわからない。

記者の質問にきちんと答えていない(焦点をずらして発言している)のと、総理や大臣を「やたらとかばう」からだ。特に「総理」と「稲田氏」については、「へぇぇ!」と何度も思った。結局それが国民にわかってしまい、「自民党支持」ではないから「無党派層」(党派より政策で決める)という方向に気持ちが動いてしまったんだと思う。

内閣を改造しても、官房長官が変わらなかったから、意味がない。萩生田氏もいるし。

稲田氏についても、最初自民党は明日の「閉会中審査」に出席させると言っていたのに、竹下氏が「辞任して責任は取ったから、出席する必要は無い」と変更した。

それはつまり、「辞任して、逃げる」ということだ!

責任を取らず、辞任して逃げるだけの大臣か。

戦闘状態という恐怖の中で、ずっと活動してきた自衛隊員の気持ちを考えたことがあるのか?

明日総理は「丁寧に説明責任を果たす」のだろうか。

それとも欠席か。

この間の「閉会中審査」は、結局ちゃんとした発言が得られず、失敗だった。やはり、早く臨時国会を開いて「証人喚問をして」国民に真実を伝えてほしい!今のままでは「うやむや・逃げ隠れ内閣」と言うしかない!

稲田氏は、大臣を辞任したとはいえ「南スーダンの日報問題」について、きちんと閉会中審査に出席して説明する義務がある。逃げたらだめだ!

だいたい、先週の退任の挨拶で、自衛隊の皆さんに向かって「がんばりましょう!」って、何だあれは???

なぜ「危険な場所に向かわせ、申し訳ありませんでした」という謝罪の言葉が無かったのか?おかしいだろう?

いつだって、自衛隊員は十分頑張っているんだから。トップなのに、わからないのか?

日報を確認した時点で、自衛隊を撤退させるのがトップの務めだと思う!

たとえ、外国から「日本は来たが、すぐ帰った」と、なんだかんだ悪口を言われようと、「自衛隊員の命を守る」のがトップの役目だ!

それを、国会で「へんてこな日本語を使って」変な解釈をだらだらと説明して「南スーダンは安全だ」とこじつけていて、唖然とした。隊員は命がけで行っているんだよ!

 

何か災害があったり、緊急事態があった場合、「自衛隊の人たちが助けてくれる!」と私たちは思っている。国にとって、私たちにとって「大事な人たち」だ!

 

2年ぐらい前から、「総理は、戦争をしたいのか?まさかそんなことはないと思うが???」という不安が、ずっとある。

自衛隊員を、戦闘地域などの危険な場所に向かわせるのは、やめてほしい!

 

国は「マイナンバー制度」で、国民の情報を管理しようとしているが、自分たちの情報は「隠ぺい」している!

閉会中審査の後、今治は「文書の開示を止めた」とか。

つまり、このままいくと、私たちが知らない間に「重要なことが隠ぺい」されていて、知らない間に「戦争」に巻き込まれるような気がする。

北朝鮮のミサイルに対してトランプ大統領がどう動くのか、怖い発言をしていたし。

本当に心配だ!

ミサイルが飛んできても迎撃は無理だと思うし、政府に「避難しろ」と言われても「今までに、10分や15分で発射に気付いた事があったのか?」と思うばかりで、今の状況では、発射を知った時にはもう、到達しているのではないかと思う。

つまり、逃げられない。

 

まぁ、不安がってもしょうがない。

とにかく、まず、日報問題、森友・加計問題を早く解決するため総理は臨時国会を早急に行い、加計理事長、総理夫人の昭恵氏、今治市長など、重要な関係者を証人喚問して、早くこの問題を決着させてほしい!

これらの問題がダラダラ続いているのは、真実を知っている人たちを「証人喚問」しない与党にある!

安倍総理が本当に「様々な問題で国民の不信を招いた。深く反省し、国民にお詫び申し上げたい」(3日の記者会見での発言)と思っているなら、これらの問題を解決すべく、すぐに動いていただきたい!

すぐに動かないなら、「あ~、やっぱり、頭を下げただけで、やる気は無いんだな」と国民は思うだろう!

文書やメモもなく、記憶だけで発言しているような人たちを、どうやって信用しろというのか?

文科省の職員が作った文書は、そんなに信用できないのか?

聞いてもいないことを、文書にまとめたりメモをする職員がいるとは思えない!

内閣を改造したって、これらの問題を「本当に解決しようと行動しない」のなら、解明は難しいと思う!

うやむやにして、逃げ隠れして、「一体、安倍内閣って、何をやってきたの?国民の意見を無視し、強行採決を繰り返し、全く信用できない!」というのが、今の状態だ。

とにかく、稲田氏には、きちんと本当のことを話してほしい。日報についての報告を、大臣が「受けていない」はずは無いと思うから。

ニュース番組でわかったこと。安倍総理はなぜ「加計学園の獣医学部新設計画を知ったのは今年の1月20日」としたのか?

7月25日、NEWS23

 政府答弁書によると、「加計理事長が獣医学部を作りたいと考えていることをいつ知ったのか」という質問に対し「2013年10月11日」などとする文書を今年4月に「閣議決定」している。

 総理はなぜ、答弁を修正したのか。

予算委員会に先がけて、総理は秘書官らといろいろ協議した結果の話。

理由は、昨年以降、総理が加計理事長と頻繁に会食やゴルフを重ねている。一時はごちそうにもなった。

 

2001年に「大臣規範」が閣議決定された。

大臣規範とは「関係業者との接触にあたっては、供応接待など、国民の疑惑を招く行為をしてはならない」というもの。

 安倍総理が早い段階で加計学園の申請を知っていたとなると、加計学園は関係業者になるから、その人と会食したりゴルフをしたりしたとなると、この規範にもまさに「反する」ということになる。

 それでもう「1月20日に知ったことにしよう」という事になった。

しかし過去の答弁とも整合性が取れないという事や、あまりにも不自然という事があって、かなり尾を引く情勢になっている。

 

安倍総理の行動(2016年のみ)

2016年3月18日、加計氏らと食事

   7月21日、加計氏らと食事、22日ゴルフ

   8月10日、加計氏らと食事、11日ゴルフ

(加計氏の行動。8月23日に山本農水相と会い獣医学部の話をした。9月6日松野文科相に会った。9月7日山本地方創生相と会い獣医学部の話をした。)

   10月2日、加計氏らと食事

   12月24日、加計氏らと食事

二人の大臣は「知っていて」、総理は本当に「知らなかった」のか?

 

 

 

今夜のNHKニュースでは、森友学園の「鑑定価格から8億2千万円の値引きの件」について、「近畿財務局と森友学園側(学園弁護士)」が「いくらまでなら支払えるのか」などの「協議内容」について放送していた。

という事は、財務省の「売却価格を決める前に、具体的な金額を出して交渉していない」という答弁は、どうなるんだろう?

     

そもそも、今治・加計学園は「第2次安倍内閣」になってからも獣医学部新設の申請を続けて「その度に却下されてきた」んだから、加計学園の申請を安倍総理が知らないはずがない!!!

総理は、何故、今になって発言内容を変えたのか?

加計学園獣医学部新設を申請して何回も却下され、第2次安倍内閣発足後も申請しては却下されている。だから、その時点で総理が知っているのは当たり前のことだ。

 

結局、与党がきちんとした参考人招致をしなかったから、疑問は残ったままになった。

 

加戸氏の話を聞くと「とにかく何としても今治獣医学部を作る」という意欲はわかるが、「前川氏の発言がテレビでカットされた部分の話」とか「前川氏の精神構造を疑う」などという発言には違和感が残った。カットされた部分については「テレビ局の担当者以外わからない事だから」そういう発言をしたのか?

どの番組なのだろう?今更確認は無理なのかな?

前川氏がそういう発言をするとは思えないが。

 

加戸氏は前川氏の先輩(文科省)なのだから、文科省の職員が書いた文書が「いかに正確なものか」それを発言してほしかった。

結局、加戸氏は「あと一歩で獣医学部ができるのに、今のままではできなくなりそうで困る」から、前川氏の発言を「全て否定したいだけ」のように感じた。

 

そして、首相官邸の人の出入りの記録が無いのも驚いた。本当に?

面会記録が無いなんて、信じられないが。

わざと「文書」を無くしているように見える。

 

とにかく「証人喚問」で、森友・加計問題をはっきりさせる必要があると思う。

籠池氏を証人喚問しておいて、加計氏を証人喚問しないなんておかしい。

与党に「早く、これらの問題を解決したいという気持ちがあるかないか」、それが試されていると思う。

 

 

昨日、「加計学園への伝達事項」という文書が存在することを松野文科相が初めて認めた。これでも与党は「加計ありき」では無いというのか?ない

「空白地域に限る」とか「1校に限る」とか「平成30年4月開学」とか、とにかく加計学園有利ははっきりしている。

しかも、(テレビで見たが)先日、京都産業大学獣医学部新設断念の記者会見の中で「平成30年4月開学という条件を知ったのは今年に入ってからで、それは無理なので断念した」という趣旨のことを発言されていた。たった1年で教職員を集めたり建物を作ることには無理がある。

 

安倍総理は国家戦略特区諮問会議の議長をしているんだから、「加計学園獣医学部新設計画を申請していることを初めて知った時期が今年の1月20日」という昨日の発言は嘘だ。先ほどの蓮舫氏の質問で(福島氏への答弁など)、それがよくわかった。

 

総理の話し方は丁寧だが、説明は丁寧ではない。

昨日の答弁も、参考人は「記憶」も「記録」もなく、信じることはできない。

 

きょうの加戸参考人の発言の中で、「東京キー局のテレビ番組」に出演した際の、カットされた前川氏との場面についても気になる。

きょう、加戸氏はカットされた場面について話してしまったんだから、そのキー局は全部を流してほしい。事実かどうか、国民に知らせてほしい。

 

一番の疑問は「獣医学部の候補地についての加計学園京都産業大学の比較検討した議事録が無い」という事だ。

こんな大事な議事録が、何故ないのか?

重要な発言だけでも時系列でまとめておき、後々、何か指摘された時のために残しておくのが普通だと思うが。

 

それに、国会議員がなかなか入れない官邸(この場面もテレビで見た)に、2015年、今治市の一般職員が入れたことも不思議でならない。

 

もう、真実をはっきりさせるには国会での「証人喚問」しかないと思う。

なぜ、獣医学部が必要なのかがわからない。1校作って、今後、どう展開していこうというのか?

獣医師が不足しているなら、現在獣医学部がある大学の定員数を増やせばいいと思うが。

最先端技術を研究する施設が必要なら、大学がその申請をして、国や県などが研究施設としてふさわしい場所に作ればいいのではないか?

 

獣医学部を新設する場合70人以上の指導者が必要だそうだが、急に70人以上の「指導する先生」を集めることは、大変な事だと思う。

それを総理は「2校でも3校でも」などと言ったが、そんなこと、ほぼ無理だと思う。

今でも不足しているといわれる「指導者」を集めるのは不可能だと思う。

そもそも「獣医学部を新設」して、「その後、どう広がって展開していくというのか」がわからない。

 

たとえば、「日本の特産品(農産物や加工品など)になるかもしれない」と思われるものを各県で業者等から募集し、その中で「これというものがあれば」国家戦略特区としてまず1つの町で施設等を作り、それを各地のイベント会場等で積極的に売ってみる。だんだん各地で売れるようになり採算が取れるようになれば、海外にも積極的に売り込む。そして、産業として成り立つなら「各地にその施設を作り、展開していく」ということなら、各地の雇用にもつながり、そういうものについてなら、国家戦略特区としてやってみる価値があると思う。

 

だから、新たに獣医学部を新設するよりも、公務員獣医師等の待遇改善(給料等)をして、学生が「ペット業界よりも、公務員獣医師の方がやりがいもあり待遇もいい」と考えたくなるような方法を考えることの方が大事だと思うが。

そうでないと、四国に大学は作ったが、結局、大学を出た学生は首都圏の「待遇のよい職場」に行ってしまうと思うのだが。