「報道特集」2025年1月25日
【竹内氏は、ほぼブログを毎日更新していた。
2023年2月9日のブログより
竹内氏「信号機が設置されました。お子さんが自転車で衝突事故にあうという衝撃的な出来事があり、要望を続けてきました」
2024年3月8日のブログより
「姫路駅前。定例の朝の街頭演説。初心にかえるいい機会」】
同僚の迎山志保県議に取材。
「竹内さんはすごく勉強家で、全ての資料を置いていて。もうこれでも、だいぶ処分していったんですけど‥」
部屋のロッカー(高さ2メートルぐらい)の横に、同じぐらいの高さの「資料が入った大きな段ボール箱が6個、山積みされていた。
迎山氏「正義感に溢れている。正しい事は正しい、間違っている事は間違っていると、臆面もなく言い切れるような、青臭い人だったなって思います」
「報道特集」2025年2月8日
番組の村瀬キャスターが、竹内氏と近しかった兵庫県職員に取材。
職員「気が動転して(竹内さんの死は)嘘であって欲しいって、その一言に尽きるのかな‥。
百条委員会が設置されてから、特に委員の先生中心に誹謗中傷っていうのが加速度的に増していってましたので、やはり私も(誹謗中傷)動画を見る中で、そういったような投稿が増えてくることに、すごく心を痛めておりました。
(SNSの)動画の投稿というのは、われわれが普段接している竹内議員とは全く別物ですから、すごく憤りしか感じませんでした」
県の職員と関係を築きながら政策を立案する竹内さんの姿が、印象深いという。
職員「仕事熱心っていう事に尽きるんじゃないかな、と思います。正義感あふれる人でした。常に小さな手帳を持っているんですよ。鉛筆でメモしてる。
常にメモをしていて、いつも思いかばんを持って、人の話を聞いて、何かあったらすぐメモをしていくと」
しかし、県議を辞めてからも誹謗中傷が続き、別人のように変わっていった。
2024年11月18日、竹内氏から職員に届いたLINE
「家族を守るために何ができるか。考えました。職員の皆さんには、本当に申し訳ないです」
11月24日「全く悪いことしてないのに こんなに責められてなんとも対処できません。怖いです」「人と会うのも辛いです。ごめんなさい」
村瀬氏「手に取るように、こう、追い詰められている感じを受け取ってらっしゃったんですね」
職員「えぇ、彼が怖いなんて言う言葉を発したのは、後にも先にもこれしかないと思いますのでね」
「今の県庁で働き続ける事に、不安を感じている職員は多い」と話す。
職員「この国はどうなってるんだと思いましたし、なんか、最初のパソコンの調査から始まって‥ここは日本かと思いましたよね。まさに別の、とある国であるような事が日本でも起きてるのかなと一瞬思いましたし、こんな事態は、実際に起こるなんて誰も夢にも思ってないし、そういう意味での異常さはあります。
職員はみんな、それなりに思いを持って、これまで職務に取り組んでおりますし、知事を選ぶ事ができませんので、そこに左右されてしまうのかという、もどかしさですよね。もう、どうする事もできませんので、それについては」
竹内英明元県議は、市議として一期、そして県議として5期目だった。
家族にとっても県民にとっても、かけがえのない大切な人だった。
2023年に竹内氏のブログに書かれていた「信号機の設置」。地域の事を考え「事故を減らすため」に地道に設置を要請をされていたのだと思う。
長年、一生懸命仕事をしてきただけに「悪質なデマや動画を拡散され、誹謗中傷された事」は、本当にショックだったと思う。
誰か、なんとかできなかったのか。
私たちは何をするべきだったのか。
今のままの状態が続けば、また同じような、悲しいことが起きる可能性がある!!!
以前の「報道特集」の中で、専門家が「投稿について」分析した結果、新聞やテレビなどで「事実」を伝える事で「誹謗中傷を減らす効果がある」ことが報道されていた。
だから、テレビや新聞などのマスコミ関係者の方々には、ネット上で「誹謗中傷や嘘」が拡散されていたら、早急に「事実」を報道していただきたい!!!
SNSのプラットホーム事業の関係者の方々には、誹謗中傷に対して「削除」や「アカウント凍結」など、利用する人たちが安心して使えるよう、対応していただきたい!!!