「大阪都構想。大阪市広報担当者『特別区の制度の実現は、市役所としての基本方針なんです。我々としては賛成に誘導するために、あくまでも市政広報としての広報番組』大阪MBSテレビ動画ニュースより」。大阪市が無くなったら、水道事業など大阪府がやってくれるのか?

「大阪MBSテレビ動画ニュース」を見た。

大阪府大阪市が広報番組を作った。それについて、市の広報担当者の発言がこれだ。

しかし、市の広報担当者が「我々としては、『賛成に誘導するために』市政広報として広報番組を作った」というのは問題があり、これに続いて動画ニュースでは

「市の内部関係者からも、都構想の広報のあり方を疑問視する声があった。『広報というより、政党広告になっている。公平公正に伝えるのが役所の仕事なのに、おかしい』」という報道もしている。

市の広報担当者が「賛成に誘導」って、おかしいだろ???

 

だいたい、住民説明会で配布された資料に、反対派の主張を掲載していないのもおかしい!!!これも「賛成に誘導している」という事か。

 

今は新型コロナの対策に集中するべきなのに、なぜ今、お金のかかる「住民投票をするのか」がわからないし、5年前の住民投票で「反対」という結果が出ているのに再度「住民投票をする」という意味が分からない。

維新の会は、何を考えているのか?

 

大阪市が無くなる」という事は、住民サービスの低下や、水道事業など「市がやってきた仕事を、大阪府特別区でどう負担していくのかという事がきちんと決めてあるのか」など、いろんな事について住民に十分説明する責任が知事や市長にはある。

 

住民は「特別区になると、なんとなく今よりも良くなる」という雰囲気の広報番組を信じてはいけない!!!

特別区になると、実際は住民サービスや公共事業の分担はどうなるのか」などを、調べる必要がある!!!政治家に聞くことだ!!!

 

市民の皆さん、政令指定都市は全国にあるが、そんなに「特別区がいい」と言うなら、他の政令指定都市も同じことをするはずだ!!!

なぜそれをしないのか、を市民の皆さんに考えていただきたい!!!

 

前回の住民投票の時のように「反対意見も載せた文書を住民に配る」必要があるし、実際に政治家が「特別区になった場合の弊害」を説明する必要がある!!!

大阪市を無くすことで、大阪府特別区が「はっきりと、どの部分を府が、どの部分を区が担当するのか、を、きちんと決めているのかどうか」、知事や市長は説明責任がある!!!