大嘗宮の木材を、是非、9月の台風で被災した千葉県の神社の修復・復興に再利用していただきたい!!!

2019年12月2日(月)の朝日新聞朝刊「声」欄に掲載された太田氏の投書を読んで、是非お願いしたいと思い、書きます。

 

大嘗宮の一般公開後、ネットやニュースによると、「宮内庁は、大嘗宮に使われた木材の大部分を、バイオマス発電(燃料チップ)に利用する」と発表されましたが、是非、被災地の神社復興に使っていただきたいと思います。

 

投書より(抜粋)

大嘗祭のために造営された大嘗宮が、一般公開終了後、解体されると聞いた。是非、大嘗宮建築に使った木材を、9月の台風で被災した千葉県の神社の修復・復興のために再利用させていただけたら、と思う。

私が住む千葉南部の町でも多くの住宅が被災、復旧のめども立っていない。被害が最も多かった地区では神社の鳥居や本殿が倒壊し、神輿も壊れ大きな痛手となっている。再建費用は4000万円。寄付を募るにもそもそも地区の世帯数が少なく半数以上が被災。大嘗祭に使われた由緒ある建築物が解体されると聞き、何とか再利用できないものかと考えている。大嘗宮は税金でまかなわれた建築物。どうか台風で被災した小さな集落の神社と神輿の再建に使わせていただけたらと心より念じ、投稿しました。〉

 

 

実は先週、私は実際に大嘗宮を見に行ったが、見学した手前の方の建物は、「厚みのない木材だな」という印象だった。それでも太い木もあり、奥の方の建物には太い木が多く使われているのかもしれない。

是非、「由緒ある大嘗宮で使われた」ものなのだから、使えるものは大事に使っていただきたいと思う。