2017年8月7日、NHK「ど~なった!?宙に浮いた年金記録問題」で「みつけた年金記録およそ5000件という『人呼んで年金探偵』と呼ばれている社会保険労務士S氏」が「独自に作った『年金記録の手掛かりを探すチェックシート』」をメモした。

S氏の働きにより、30年以上埋もれたままだった年金を回復できた人たちがいた。

その年金が家族の生活の一助になっているという。

 

S氏独自の「請求もれ年金、チェックシート」

1、戦時中、軍需工場に徴用、挺身隊で勤めたことがある。

2、戦時中、戦後(昭和20年代)に民間の会社に勤めていた。

3、兵役になる前に会社に勤めていた。

4、陸軍造兵廠、海軍工廠、被服廠等も、年金としてもらえる場合がある。

5、配給品を扱う商店、組合に勤めたことがある。

6、米軍キャンプで働いたことがある。

7、昭和34年1月以前に農業会(農協)に勤めたことがある。

8、結婚前に会社に勤めていた(女性)

9、転職が多かった。

10、公務員になる前や後に、会社に勤めたことがある。

11、勤めていた会社が閉鎖、倒産、合併、社名変更した。

12、国民年金だけもらっているが、会社で働いたことがある。

13、パート、アルバイト、夏や冬だけの職場で働いたことがある。

14、実家は老舗の小売店で、合資、合名、有限、株式会社だった。

15、自営業を始める前に、会社に勤めていた。

16、定時制の高校・大学の二部で勉強をして、昼間は会社に勤めていた。

17、親や親せきの会社の手伝いをしていたことがある。

18、夫を亡くしたが、遺族年金はもらっていない。

19、亡くなった夫が、戦前・戦後に会社に勤めていた。

20、父と母は亡くなっているが、戦時中、戦後の会社で働いていた分の年金はもらっていない。

21、日本年金機構より「あなたのものと思われる年金記録があります」という手紙をもらったが、わからないままになっている。

 

読み取れたものは以上で、誤字脱字があるかもしれません。

 

番組内では、年金の相談をする前に、会場でこの「チェックシート」を各自がチェックしていました。

社会保険事務所で相談する時の一助になるのではないか」と思い書きましたが、去年の放送から1年経ち、再度NHKで「一年経って、宙に浮いた年金記録は、どれだけ判明したのか」を検証する番組が、今後放送されるかもしれません。

 

 

安倍総理は2007年、「宙に浮いた年金記録問題が発覚した時」に、国会で「最後の一人に至るまで、必ずチェックする。そして、すべてお支払いする」と発言した。

11年経って、どこまで判明したのか。今後、どう解明していくのか。

それを、総裁選の議論の場で発言していただきたい。