会見を聞いていると「すべての責任は自分にあるので、辞任します」だけで、記者の人たちの「危険なタックルは、誰がどう指示したのか」とか「選手に『1プレーで壊してこいという指示をした』という証言があるが」という質問には、「関学大に書面で説明する」という内容のコメントだった。
聞いていると、「関学大から質問書類が届いているから、調査（聞き取り）した内容をまとめて後日送ります。文書で答えますので、それまでお待ちください」というような内容だった。
つまり、「関学大から質問書類が来届いているので、後日、それにすべての内容を答えて送付するので、今ここでは発言できない」とも聞こえる。
これだと、「関学大から質問書が来ているから、今、ここでは答えられない」、そう伝わってくる。
しかし、記者会見で発言すべきは「『1プレーで壊してこい』という指示を出したのか」「これをしないなら出場させない」などの指示を出したのかどうか、という事だ！なぜすぐに答えないのか？
特に、関学大の監督や、負傷した選手やその保護者の方々が知りたい事はそこだし、そこを早くはっきりさせることが大事だ！
選手が暴力行為を3度も続けてやって、なぜすぐに注意しないのか？最初のプレーで、即退場だろう？あんな危険な行為をしているのに、なぜ厳しく注意しなかったのか？
それに、両大学は交流があるという事だが、「かんせいがくいんだいがく」を、なぜ「かんさいがくいんだいがく」と、数回、言い間違えたのか？そばにいる人がすぐ訂正すればいいのに、なぜしなかったのか？
さらに、交流があるならなおの事、「スポーツマンシップに則り」プレーするのが当たり前だと思うが。今後、どういう態度で接するつもりなのか？
とにかく、私は今回の報道で、前にも書いたが、以前報道で見た「アメフトで脊髄損傷のけがをして」体を動かせなくなった青年が「プレーが終わり、やる必要のない（上から数人が覆いかぶさってきて脊髄を損傷したが、それが誰だったかわからないままで）ことをされてこんな事になり、本当に悔しい」という内容の発言を思い出した。
ここ数日、いろんな報道の中に「やられたら、試合後にやり返す場合もある」という発言があり、「昔、テレビで見たことと同じような事が、今も行われているのか？」と、ぞっとした！！！
とにかく、今後試合をするなら安全のために「試合開始から試合後のロッカールームに戻るまでの証拠を残すために」ビデオ撮影を義務付けていただきたい！！！
親は、子供を手間暇かけて、お金もかけて、毎日毎日育ててきた！！！
子供が大学に入ったら、親は「やれやれ、あとは大学にいる間に進路を決め、社会に出て仕事をしてくれれば、責任は果たせるな」と思うだろう。
しかし、それが、「試合でわざと負傷させられ、後遺症で生涯悩まされる」などという事になったら、怒りと悲しみで、生きている限り、相手を恨むだろうと思う。逆の立場になれば、誰だってそう思うはずだ！！！
日大の内田監督は「責任は自分にある」と話したが、今後、ずっと負傷した学生に対して、どう償うつもりなのか？
膝や腰のけがは、年を取ると痛みが出て、特に大変なんだよ！！！今後、どう償っていくのか？
そして、3回もラフプレーをして退場になった日大の選手は、今までそういうプレーをしたことがなかったそうだ。なぜ今回、こんな危険な事をしたのか。「アメフトでは、監督の指示がないことを選手がするはずがない」と報道されている以上、監督はきちんと説明する義務があると思う。この選手の今後について、監督はどう考えているのか？
とにかく、私は昔から「アメフトは危険なスポーツ」としか思えない。
今回の日大の試合前の選手の様子の動画を見たが、怖かった。危険だから、もう他の大学と試合をしてほしくない。
日大以外の大学同士で今後も試合をするなら、とにかく「安全に」、そして「監視カメラとかビデオ撮影などで、とにかく試合開始からロッカールームに戻るまでの記録を残す」という事をやって、安全を確保していただきたい！！！
