昨日、「加計学園への伝達事項」という文書が存在することを松野文科相が初めて認めた。これでも与党は「加計ありき」では無いというのか?ない

「空白地域に限る」とか「1校に限る」とか「平成30年4月開学」とか、とにかく加計学園有利ははっきりしている。

しかも、(テレビで見たが)先日、京都産業大学獣医学部新設断念の記者会見の中で「平成30年4月開学という条件を知ったのは今年に入ってからで、それは無理なので断念した」という趣旨のことを発言されていた。たった1年で教職員を集めたり建物を作ることには無理がある。

 

安倍総理は国家戦略特区諮問会議の議長をしているんだから、「加計学園獣医学部新設計画を申請していることを初めて知った時期が今年の1月20日」という昨日の発言は嘘だ。先ほどの蓮舫氏の質問で(福島氏への答弁など)、それがよくわかった。

 

総理の話し方は丁寧だが、説明は丁寧ではない。

昨日の答弁も、参考人は「記憶」も「記録」もなく、信じることはできない。

 

きょうの加戸参考人の発言の中で、「東京キー局のテレビ番組」に出演した際の、カットされた前川氏との場面についても気になる。

きょう、加戸氏はカットされた場面について話してしまったんだから、そのキー局は全部を流してほしい。事実かどうか、国民に知らせてほしい。

 

一番の疑問は「獣医学部の候補地についての加計学園京都産業大学の比較検討した議事録が無い」という事だ。

こんな大事な議事録が、何故ないのか?

重要な発言だけでも時系列でまとめておき、後々、何か指摘された時のために残しておくのが普通だと思うが。

 

それに、国会議員がなかなか入れない官邸(この場面もテレビで見た)に、2015年、今治市の一般職員が入れたことも不思議でならない。

 

もう、真実をはっきりさせるには国会での「証人喚問」しかないと思う。