加計理事長の姉(岡山市の学校法人「順正学園」の加計美也子理事長)が、「週刊現代」の記事について講談社を訴えた!

今日の朝日新聞朝刊に

〈「週刊現代」が3月25日・4月1日合併号に「森友学園のスキャンダルはもっと広がる」と題した記事を掲載。加計理事長が、安倍首相と親しい「加計孝太郎・加計学園理事長の姉」だと指摘した上で、順正学園が運営する吉備国際大岡山県高梁市)の地域創成農学部開設を「土地30億円をタダで提供」「タダで建物ごと手に入れた」などと記載した。

学園側は「土地は使用貸借。無償譲渡された建物も改修費の一部を学園が負担しており、記事は虚偽だ」と訴えている〉

 

総理の周辺に、以前「加計学園」で働いたり、現在も「名前」を貸している人たちがいたことがわかり驚いたが、加計学園理事長の姉も学校運営をしていたのか!

訴えを起こさなかったら、わからなかった事だ!

「タダ」ではなかったが、「タダ同然だった」のか?

「土地30億」って、加計学園の「土地無償提供」の数字と似ている。

地方都市が、そんなに財政に余裕があるとは思えないが。

本当のところは、どうなんだろう?

 

加計学園獣医学部の認可は8月だそうだが、認可されなかったらどうなるのか?

森友みたいになるのか?

それとも、都議選やら、豊洲問題やら、共謀罪やら、改憲やら、なんだかんだと「どさくさに紛れて」認可するのか?

こんなことを言ってはなんだが、本当の「腹心の友」なら、これだけ総理に迷惑をかけているのだから「総理を困らせては申し訳ないから、退く(申請を辞める)」というべきだと思うが。

本当の友なら、相手に迷惑をかけて平気でいられるはずがない!

 

そもそも、今ある全国の獣医学部の定員を増やせば済む話なのに、なぜ、新設する必要があるのかが、今もわからない。

こんな状態で、教授や学生が集まるのだろうか?今後、経営は大丈夫なのか?

「30億とか37億などの高額な土地を無償提供された」大学は、他にもあるのだろうか?

 

昨日の国会中継、総理や関係閣僚などが「きちんと調べて答弁しようとしないから」ヤジられた。ヤジられた事をヤジる総理はみっともない!

とにかく、今の答弁だと「隠して逃げたいから、再調査はしない」ということだから、もう、国会を開く意味はない。

このままだと、ずっと平行線になるだけだから、「第三者委員会」を立ち上げて、調査してほしい。国民は「事実」が知りたいのだ!

 

昔の自民党は、きちんと『常識の線』で話せる人がいたと思う。

今は、だめだね。官房長官があれでは。「きちんと国民に説明する」という意思が全くない!「印象操作」って、一番やっているのは、誰だ?

「ヤジられるような答弁をしないように」、つまり、総理や関係閣僚がきちんとした答弁をすれば、どんどん重要な問題を審議していけるのに、これでは時間の無駄だ!

 

だいたい、今日ニュースを見て、自民党議員がとんでもない事を言っていて、唖然とした!

参議院議員衆議院議員の半分(の定数)だから、『共謀罪』の審議時間も半分でいい(つまり、衆議院で30時間審議して通ったから、参議院では15時間審議すればいい)」だと!?

法律って、「何時間審議したら決まる」というものではない。

きちんと議論を尽くし、国民に理解してもらうよう努力するのが議員の仕事だ!

 

共謀罪』法案については、衆議院で「維新の会」の議員があんなことを言ったから、またもや強行採決されてしまった!

 

野党議員が紳士的に議論をしようとしたって、総理が国会できちんと答弁しようとしないんだから、野党議員は委員会に出席したらだめだ!

出席したら、また衆議院の二の舞だ!国連からも注意されたこの法案、国民にも「よくわからない」この法案を成立させないためには、同じ土俵に立ってはだめだ!

築地市場を豊洲に移転することになったら、すぐに死亡事故が起こるかもしれない。

危険な理由は、4月10日の記事に書いた。

 

「盛土」がなく地下空間のままだと、市場内を走る重い車両が走った場合、床が抜け落ちる危険が。

そして、構内の「ヘアピンカーブ」は、実際に安全に走行できるのか。

今一度、実際に使えるものなのか、安全確認をしていただきたい。

2017年6月5日、国会中継。自民党・山田宏議員「民進党や共産党などは同じ質問ばかりを繰り返し、国民はうんざりしている」発言は間違いだ!

自民党の山田議員は「民進党共産党などは同じ質問ばかりを繰り返し、国民の皆さんはうんざりしている」という内容の発言をしていたが、これは全然見当違いの発言だ。

 

私たちが「ウンザリ」しているのは、総理や金田法務大臣財務省文科省の関係者などが、「きちんとした説明をしない」から「ちっとも森友や加計の問題が解決しない」ということだ!

なぜ、そんなに、再調査を拒むのか?説明をきちんとしようとしないのか?

民進党共産党などの質問にきちんと答えようとしないから、全然議論になっていない!それで、いつまでも解決しないのだ!

 

きょう、加計問題に関して、文科省に該当する氏名の人がいたと分かったんだから(組織で共有しているという話だから)、早くパソコンを調べれば、結果はすぐわかる。

お役所仕事じゃなく、すぐにやるんだよ!

 

とにかく、さっさと森友や加計問題を解決するように努力するのが議員の仕事だ!

「森友や加計問題について、いつまで『知らぬ存ぜぬ』でダラダラ審議を引き延ばすのか!」と国民は怒っているんだよ!!!

 

山田議員は「他にも大事な案件があるのに同じ質問ばかりを繰り返す」と話したが、それならなおさら、森友・加計問題について再調査し、早く解決する必要がある!

特に、財務省の森友関係の書類については、急がなければならない!本当に消されてしまう前に!

本気で問題を解決しようと思う人はいないのか?情けないことだ!

 

そして、詩織さんの「性犯罪被害」不起訴の問題、これは大変なことだ!

新聞やニュースなどをまとめると

〈2015年4月9日、初めて警視庁に相談。ホテルの防犯カメラには「引きずるようにして(抱きかかえられた)」映像が映っていたそうで、高輪署員は映像を確認した上で、4月末「準強姦容疑」で告訴状を受理した。

詩織さんは会見で「なかなか被害届を受理してもらえなかったり、捜査の過程で警察官が『逮捕状が出た』と説明したのに逮捕が見送りになったり、納得ができないことが多かった」と話した。

不起訴になった当時TBS勤務だった山口氏について、TBSの武田社長は5月31日の定例会見で「当時警察から問い合わせがあったが、詳細は語らずに退職したため詳細は承知していない。事実が明らかになることを期待したい」と述べた。〉

絶対にきちんと解明しないといけない。

〈逮捕状が出たものの逮捕に至らなかった。警視庁の当時の刑事部長が『自分が判断した』〉というのは、普通の事なのか?

 

一番変な事は「再調査しない」と国家公安委員長が発言していたことだ。

きちんと再調査して、国民に説明することが大事なことだと思う。

もう、証人喚問しかないということか!国民は事実が知りたい!警視庁も警察も、信用できなくなる。つまり「共謀罪」が成立したら、もっと不可解なことが起きるのではないか?

 

もう、こうなったら、総理経験者や、大臣経験者、公文書の件では元首相のあの方に発言をお願いし、正常な国会運営をするよう、ご指導いただきたい!

 

自民党・小野寺五典氏、3月28日のBSフジで「丁寧な議論をする」と発言していたが、あれは、嘘だったのか!

4月7日にも書いたが、3月28日のBSフジ「プライムニュース」での小野寺氏の発言。

 

最後に、司会者が出席した4人に「後半国会の戦略」を聞いた。

手に持ったパネルに小野寺氏は「丁寧な議論」と書いた。

 

小野寺氏の説明

「丁寧な議論が必要だと思う。いずれにしても、国民の皆さんに理解していただかないと、法案(テロ等準備罪)を作ってもそれが本当の意味で機能しないので、丁寧な議論を心がけていきたいと思う」

 

「丁寧な議論」、今のところ、全然無い!全く駄目だ!みっともない強行採決

 

加計問題で、「確認できなかった」というのは、「ない」ということではなく「ある」という事だ!

きちんと再調査をして、国民に説明していただきたい!

共謀罪」(テロ等準備罪)についても、この中身について1つ1つ説明が必要だと思う。

だいたい、「考えただけ」で、どうやって摘発するのか?普通の集団がテロ集団に変化するのを証明するには、ずっと監視していなければわかるはずがない。

とにかく、先週、報道番組やニュースを見ても、とにかく自民党は「再調査しない」と話すばかりで、いよいよ「そこまで再調査を拒否するのは、やましいことがあるからだな?」と思った。(それにしても、加計学園に関係している人が総理以外にもいるとは!)

今の国会は「議論の場」になっていない。

だから、国民は、さっぱりわからないまま、ここまできてしまった。

 

とにかく今後は、きちんとした議論をお願いしたい。

 

今朝、テレビを見ながら、「昔の後藤田官房長官のような、総理を諌める『覚悟』のある人がいれば、こんなみっともない事にはなっていなかっただろうなぁ」と思った。

 

先日の「報道ステーション」。加計学園の獣医学部問題

今治市は、加計学園に37億円の土地を無償提供し、事業費64億円も負担する。

 

今治・菅良二市長。

菅市長に関して、以前、市長の選対関係者の証言があった。

「去年の秋ごろ、市長に『加計学園のことはどうするんですか』と話した時、

『それは国がやっていることだし、総理が全部やってくれている事なので、地元はどうこういう話じゃもうなくなっている』と。『もう、国が決めることだから』と。」

この時の事は、同席した複数の人が証言している。

 

菅市長に対して、番組からインタビュー

質問「去年の秋ごろ、市長が周りの方々に『安倍総理がやっていることだから、地元がとやかくいうことではない』という話をされていたようですが」

市長「その記憶は無いんですが、もし万が一、百歩千歩譲ってそれがあったとしたら、安倍政権がどうのこうのではなくて、政権が安定している、このことが一番大事な事だった(???)。私たちは倦まず(うまず)、弛まず(たゆまず)、粘って頑張って、そして今、念じた一輪の花が咲きつつある」

 

質問「安倍総理とは、直接やり取りはされていますか?」

市長「全くありません、安倍総理とは」

 

とにかく、新しい加計学園に関する書類が、文科省からまた出てきた。現役の人からだ。

財務省にもきっと重要な書類がパソコンに残っていると思う。

森友関係の書類を保存している人が、きっといると思う。

それを早く出していただき、とにかく早く、これらの問題についてきちんと国民に説明していただきたいと思う。

5月28日「サンデーモーニング」加計学園の獣医学部について

加計学園獣医学部の件について、気になったコメント。

 

小泉政権時代は『構造改革特区』。これは、『ボトムアップ』で、その地域から出てくる問題を地域の人が提案し、上げていくもの。

それに対して安倍政権が始めた『国家戦略特区』は『トップダウン』。総理から下に降りてくる。

愛媛県知事が定例会見の中で『実は内閣府から、構造改革特区だと通らないから、国家戦略特区でやったらどうか、というアドバイスがあった』と話した。周りは状況証拠が固まってきている。」

(5月21日のこの番組内で、かつて誘致に関わった越智前今治市長も「スケジュール的には『えっ』っと驚くような、ある意味大変スピーディーで驚いた素早い認可だった」と、籠池氏によく似た発言をしていた)

 

「政治は権力だと思っている。権力を持てば、何でもできると思っている。内閣法が改正され「何でも官邸主導」の流れができている。それに対するいら立ちが文科省事務次官から噴出。

しかし、この国の政治の本質は「デモクラシー」。

国民にとって何がベストか公明正大で国民の最大利益を実現していくものでなければいけない。政治家は、それを考えるべき。」

 

「前川氏や籠池氏は、自ら危険を冒して話している。それに対して菅官房長官は『疑惑』に対して話さず、個人攻撃している。自ら疑惑を解く責任がある。昭恵夫人が証人喚問に出るよう、安倍総理が率先して仕掛けるべき。

行政のトップが告発しているが、まず総理が、国民が納得するよう説明をするべき。関係者や、内閣審議官を参考人招致するべき」

 

前川氏の会見のポイント

1、文書は確実に存在していた。

2、薄弱な根拠で規制緩和がされ、行政のあり方がゆがめられた。

3、政権の中枢からの意向・要請に逆らえない。

 

森友問題の時に「もっと大きなものがある」と噂されていたのは、これだったのか。