これは、ネットでみつけた「専修大学社会科学研究所 2020年度公開シンポジウム『日本学術会議任命拒否問題をめぐって』」という、専修大学社会科学研究所2021年1月・2月合併の月報の文書だ。
これを読むと、日本学術会議が作られた過程と変遷、今回の任命拒否の問題点などがよくわかるので、多くの方々に読んでいただきたいと思う。
とにかく、【法律上任命の唯一の要件が「優れた研究または業績」の有無の「判断権」は「学術会議だけが持っている」のだから、学術会議がその要件を満たすとして推薦した6名の任命を拒否した今回の措置は、どんな解釈を取ろうと違法である。】という事だ!!!
この問題の発覚当時、記者会見で菅総理が「自分は学術会議から出された推薦名簿を見ていない」などと言って驚いたが、それなら名前も業績も知らず「なぜ拒否したのか」の理由が、まったくわからない。
理由が説明できないから、ウダウダといろんな言い訳をしてごまかそうとするのか?
嫌がらせをして、権力を試したかったのか?
とにかく、きちんと「任命拒否の説明」ができないなら、撤回してすぐに任命すべきだ!!!
この文書をきちんと読めば、「優れた研究または業績」の判断について、学術会議以外の人は、一切介入できないということがわかる。
最初に「学術会議が推薦し、総理大臣が任命する」という双方の合意があったから、歴代総理は、推薦された人を任命してきた。
岸田総理、早くこの問題を解決し、迷惑をかけるのをやめるべきだ!!!
総理のやる気一つで、すぐに解決する!!!
いつまで迷惑をかけるつもりなんだ???
政権交代しないと、解決しないのか?