1983年5月12日の中曽根首相の国会答弁
「学会の推薦に基づいて行われるので、政府が行うのは形式的任命に過ぎません。学問の自由独立は、あくまで保障される」
1983年11月24日 参院文教委員会 丹羽兵助国務大臣の答弁
「ただ形だけの推薦制であって、学者の方から推薦をしていただいた者は拒否しない。形だけの任命をしていく」
「政府が干渉したり、運営に口を入れるなどと言う考えはない」
新会員の任命をされなかった宇野重規・東大教授(政治思想史・政治哲学)から出されたコメント。
【内閣によって会員に任命されなかったことについては、特に申し上げることはありません。
私としては、これまでと同様、自らの学問的信念に基づいて研究活動を続けていくつもりです。
政治学者として、日々の政治の推移について、学問的立場から発言していくことに変わりはありません。
民主的社会を支える基盤は多様な言論活動です。
かつて自由主義思想家のジョン=スチュアート・ミルは、言論の自由が重要である理由を以下のように説明しています。
もし少数派の意見が正しいとすればそれを抑制すれば、社会は真理への道を自ら閉ざしたことになります。
仮に少数派の意見が間違っているとしても、批判がなければ多数派の意見は教条化し硬直化してしまいます。
私は日本の民主主義の可能性を信じることを自らの学問的信条としています。
その信条は今回の件によっていささかも揺らぎません。
民主的社会の最大の強みは、批判に開かれ、つねに自らを修正していく能力にあります。
その能力がこれからも鍛えられ発展していくことを確信しています。】
菅首相が、安保関連法・特定秘密保護法・”共謀罪”法などに反対した6名を任命拒否したのは、間違っている!!!
なぜなら、それは反対して当たり前の事だからだ!!!
これ以上、国を壊すようなことをするな!!!
今のままでは、北方領土問題も拉致問題も絶望的だ。GOTOキャンペーンも、今後、感染者数がどうなるのかが、非常に心配だ!!!
コロナ禍で、多くの人が失業したり店が閉店して大変な時に、「元総理に税金9600万円出して合同葬儀をする」とか、「日本学術会議の会員任命を拒否する」とか、非常識な事をやっている場合じゃない!!!
菅首相、任命を拒否するなら、理由を国民に説明してください!!!
説明できないなら、早く任命拒否を撤回してください!!!
【日本学術会議は「行政、産業及び国民生活に科学を反映・浸透させることを目的として」1949年1月、内閣総理大臣の所轄でありながら、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立された。】
菅首相は、何でもかんでも人事を操れると思っているのか?
何様のつもりだ!!! まだ官房長官のつもりなのか?
官僚の人事とは違う!!!
だいたい、反対意見を排除するって、そんなに肝っ玉の小さい政治をするな!!!
賛成意見も反対意見も聞いて、その中で「国のためになる政策」を考えるのが首相の仕事だ!!!
去年の参院選の時に、河井案里被告とパンケーキを食べていた菅氏の写真を案里被告のTwitterで見たが、今度は記者と一緒にパンケーキで朝食会をするのか。
3密を避けている国民は「へぇぇ」と呆れるばかりだ!!!
きちんと記者会見を開いて、質問に答えろ!!!
早く国会を開いて、所信表明演説を国民に向かって話せ!!!