#日本学術会議への人事介入に抗議する  Choose Life Projectの生配信を見た。日本学術会議は、政府から独立した(210人の会員を持つ)組織であり、政府の「審議会」のようなものとは全然違う。「会員候補者を選考する権限がある」のは、会員のみである。

以下は、メモと感想。

 

会員は「研究や業績によって、優れた人と評価された場合に推薦され」、それ以外の判断基準はない。

推薦の基準は「研究や業績によって優れた人と評価された人」だ!!!

 

という事は、菅総理は会員ではないから、「会員候補者を選考する権限は無い」という事になるし、任命拒否をした6人の「研究や業績に、どういう問題があって拒否したのか」も説明する責任がある。

 

となると、加藤官房長官の会見は変だ。

  10月2日、加藤官房長官の午前の記者会見

「今回は、あくまでも先ほど申し上げましたように、日本学術会議からの推薦に基づきながら、私どもとして『専門領域の業績にとらわれない(?)』広い視野に立って総合的・俯瞰的観点からの活動を進めていただくため、累次改正なされてきた事(勝手に法解釈を変えたのか?)、こうした事を踏まえて実施をしたという事‥‥」

 

「専門領域の業績にとらわれない」って、誰が決めたんだ???

「広い視野に立って総合的・俯瞰的観点からの活動を進めていただくため」って、具体的にどういう事だ???

 

これはもう、総理が「6人を任命拒否した理由、つまり、誰がどのようなプロセスで任命拒否を決めたのか」を、説明する必要がある。

 

加藤官房長官が「任命拒否の理由を話せない」のは、「やましい事があるから」だろう。

 

【1983年11月24日 参院文教委員会

 丹羽兵助国務大臣総理府総務長官)の答弁

「ただ形だけの推薦制であって、学者の方から推薦をしていただいた者は拒否しない。形だけの任命をしていく」

「政府が干渉したり、運営に口を入れるなどと言う考えはない」】

 

つまり総理は、日本学術会議の独立性を尊重し「形だけの任命をする」という事だ。

それをなぜ、今回「任命拒否」をしたのか。

きちんとその結果に至るまでの経過を、説明する責任が、総理にはある!!!

 

 

そもそも、総理は早く国会を開け!!!

まだ、国民に「所信表明演説」も表明していないだろ?

何をやっているんだ!!!

早く総理としての仕事をしてほしい!!!

外遊なんかに行っている場合じゃない!!!!!