総理は「新型インフルエンザ等対策特別措置法」(略して新型インフルエンザ等特措法)を参考にして法整備をする、と発言しているが、この既にある特措法を使えば「緊急事態宣言が出せるし、マスクや消毒液などを国が買い上げ医療機関に配る事」もできる!!!「等」が付いているんだから、新型コロナにも適用できるのではないか?今から法整備をするのでは、遅い!!!

そもそも、「来週にも法整備する」と総理は言っているが、専門家会議が2月24日に発表した「今後2週間が瀬戸際だ」という2週間目は9日だ。

総理が2月27日に発表した「今後1~2週間が瀬戸際」という2週間目は12日だ。

つまり、今夕「野党と会談して来週法整備をしたい」というのでは遅すぎる、という事だ!!!

 

総理は、「誰かが何とかしてくれる。このどさくさに『緊急事態条項を』野党を丸め込んで憲法改正してしまおう」とか思っているかもしれないが、そんな馬鹿な事を、国民や野党はさせないからな!!!

 

みなさん、あくまでも私が思う「政治的に片寄らない番組」ですが、とにかく今は、毎朝「羽鳥慎一モーニングショー」、午後は「ゴゴスマ」(月曜はちょっと違う)、夜は「NEWS23」、日曜は「サンデーモーニング」を録画予約して見てください。

「小中高休校」「新型肺炎」など、推移を見ていく必要がある。

 

NHKニュースは、自民寄り」だからダメ。特に「国会についての報道は『自民が正しい』という編集だから要注意」だ。見ればわかるけど。

特に地方の人は、TBS系かテレビ朝日系を見てください。

「ひるおび」は、パネルはいいがコメンテーターの一部が政権寄りで‥。

 

という事で、見てはいるが、頭痛がひどいので最近は録画を見ているだけのことが多く、書いても時差があって情けない。

しかし、重要な事がわかったので書く。

 

2020年3月2日、羽鳥慎一モーニングショー、8時47分ごろから。

 

〈「新型インフルエンザ等対策特別措置法」(2013年施行)

国民生活や経済に、甚大な影響を及ぼす感染症が発生したと認めた場合は、国が「緊急事態宣言」を出す。

その時は

〇外出自粛要請

〇物資の強制的買い上げなど→私的制限(個人の権利)を制限する事が可能になる。

 

元々岡田教授は

「これを使ったらどうか、と申し上げてきた。法整備を進めている間に一週間二週間経ち、その間に感染が拡大する恐れがあるから、これを運用する、と。結局、今やっている「外出制限や学校の休校、トイレットペーパーがない」などの騒ぎも、「物資の強制買い上げ」で国が配るとか、そういう事を想定しているので、これを使いながら今回のコロナに関して踏み込んでいかないと、間に合わないのではないか、と。」

新型インフルエンザ等」の「等」というのは、そもそもSARSを想定したものだから、新型コロナを想定して「等」と入れている。「新感染症」か「新型インフルエンザ」かどちらか、というような事もあるが、「等」が付いていれば運用できるのではないか、というふうな。」

 

スタジオ

「黒川検事長の定年延長や、桜を見る会の『等』もある。これらの法の解釈を考えれば、この「等」に(新型コロナも入るという)解釈ができるのではないのか。このまま適用した方がいいのではないか」〉

 

現在、医療機関や高齢者施設などは、マスクや消毒液が不足している!!!

このままでは、治療ができなくなり、人命にかかわる!!!

すぐにマスクや消毒液など医療機関で不足している物を国で買い上げて、医療機関や高齢者施設などに回してほしい!!!

先月見た産婦人科では、消毒液のボトルがあと4本で、医師は「今後買えなくなると非常に困る」と言っていた。

 

マスクだが、「N95マスク」は医療現場で使われる「網目が細かく高密度で密閉率の高いマスク」で、これがないと「検体」が取れない。輸入元のほとんどが中国なので、大谷医師も残りが少なくなっているそうだ。

 

とにかく今は、発熱外来専用の施設をプレハブで造るなり、区役所や市役所の前のスペースに自衛隊のテントを張って隔離して診察できるようにするとか、とにかく、一般の診療とは別に診察できるようにしないと、どんどん感染が拡大していく恐れがあると思う。

名古屋、大丈夫か?北海道に次いで、感染者数が2位になってしまった。東京、大阪、京都は、本当に感染者がその数字なのか???検査する数を控えているのではないのか?観光客の多さを考えると、もっと感染している人がいると思うが。

 

そしてこの羽鳥さんの番組の「3月3日9時15分から」見てもらうと、加藤厚労大臣が「何でもない人まで病院に訪れたら困るから、検査は、誰もができるわけではない」(だから、かかりつけ医がPCR検査が必要だと思って相談しても、検査ができるのは今までどおり基準に合った人だけ。保険適用になって変わった事は「間に保健所を入れていたのをやめた」だけ)という懸念が無くなることが放映された。

 

それは、大谷医師の大学の先輩の北陸医師会の理事の先生が作った(県の中でディスカッションがあった上で作られた)「新型コロナウイルスを、簡単チャートで早期発見へ」(北陸のある医師会の資料)という、フローチャートだ。

つまり、こういう流れで医師が必要な検査を次々とした上で「PCR検査が必要だ」と判定して検査依頼すれば、「無駄な検査が無くなる」。

これを使えば、大臣が懸念しているような「必要のない人が検査を受けるのは困る」という事はない。

 

とにかく早くPCR検査をして感染者をみつけ、藤田医大岡崎医療センターのような施設に隔離し、早く治して家に戻ってほしいと思う!!!