要望書は、平成28年3月31日の日付で、石井国交大臣宛て。
内容
「関門会」は、下関・北九州にゆかりのある自民党・公明党国会議員の有志によって結成された会である。去る2月24日、安倍総理を囲み懇談会を開催したところ「第二関門橋」の早期建設促進の件が話題となり、「関門会」の総意として要請活動を行うこととなった。
‥‥途中省略‥‥
我々は、本会の総意に基づき、以下の事項について、強く要望する。
記
2、実現に向けて、具体的な検討を進め、調査を実施するとともに、これらに必要な予算を確保すること。
安倍総理を囲み懇談したんだから、総理は知っていたんだ。
国会では、何と言っていたのかな?
今日の朝日新聞夕刊によると、今回、塚田氏は次のように発言している(抜粋)。(ニュースでも流れているが)
「‥‥‥これ(下関北九州道路の案件)は、11年前に凍結されているんです。何とかせにゃならん。下関と北九州ですよ。よく考えて下さい。下関は誰の地盤ですか。安倍総理です。総理から麻生副総理の地元でもある北九州への道路事業が止まっている。吉田幹事長が私の顔を見て『塚田、わかってるな、これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ』と。私、すごく物分かりがいいんです。すぐ忖度(そんたく)します。『わかりました』と。
そりゃ総理とか副総理がそんなこと言えません。そんなこと実際ないんです、森友とかいろいろ言われていますけど。でも私は忖度します。この事業を再スタートするには、いったん国で(前年度・前前年度は自治体でやっていたが)調査を引き取らせていただく、と。
今回の新年度の予算で、国で直轄の調査計画に引き上げました。
別に知事に頼まれたからやったわけじゃないですよ。大塚敏志が言ってきた。そして私が忖度した、という事ですので。」
つまり、4月2日以降のあちこちの報道をまとめると
1、平成28年3月31日に「関門会」が「要望書(筆頭に総理の氏名がある)」を石井大臣に提出。
2、平成29年度と30年度に、自治体が調査をした。
3、去年、塚田氏が副大臣に就任し、4月1日に発言したように「忖度」をして、この件について「国直轄の調査計画に引き上げ、新年度予算で4000万円を確保した」。
という事になる。
なぜ、(国として)11年前に凍結されていた案件が、突然、国直轄に引き上げられ、動き出したのか。
どこかで似た話が。
つまり、加計学園の獣医学部新設は10回以上申請したが却下され、それが「国家戦略特区」(安倍総理が議長)で動き出し‥‥。
森友問題だって、結局は総理というか「総理夫人の写真」というか‥。
結局、政治は「忖度ばかり」で、国の予算は「友達や地元で使い」、沖縄には寄り添わずアメリカに寄り添って「武器を買い」、法人税は下げるが「その穴埋めに」国民には「消費増税」を押し付ける。年金額は下がり、食料品は値上がりし。
消費増税、絶対反対だ!!!
予算の使い道を、もっと考えろ!!!
書けば書くほど、腹が立つ!!!
今日、塚田氏は辞任すると言ったが、4月1日の発言で「事実の部分はどこか。間違えて話した部分はどこか」をきちんと説明してほしい!!!
辞任しただけで逃げたらだめだ!!!