今朝の朝日新聞朝刊。26日、自民党・森山国会対策委員長が厚労省の「毎月勤労統計」をめぐる不正調査について「今回は、さほど大きな問題はないように今のところ思う」と発言。そんな軽い認識の人には、辞めてほしい!!!

不正調査され、組織的な関与や隠ぺいが問題視されているのに、それを「今回は、さほど大きな問題はない」というのか?

 

厚労省が設置した外部有識者による特別監察委員会が中間報告書を出したが、聞き取り対象だった厚労省職員・元職員37人のうち、17人を「身内」の厚労省職員が担当し、メール確認や関係自治体への聞き取りをしない事にもつながった。その結果、検証の第三者性への疑念や事実解明の不十分さへの批判を招いた。〉

 

だいたい、秘密裏に去年初めから「数字を元に戻そうとしていた」のだから、結局、組織の中で「統計など、表面に出ないから国民に知られることはない。言われたとおりにやっても、バレることはない」という事で、「政権に都合の良いように操作していた」と国民から思われても仕方がない。

 

国民の多くは「国家公務員は、きちんと仕事をやっている」と思っている、と私は思う。信頼しているのだ。

まさか、組織的な関与とか隠ぺいとか、そういう事は「やるはずがない。やったとしたら、それは上からの指示」ということ、と思うだろう。

 

とにかく、「統計」というものは基礎になるものだから、それが不正調査されていたら大問題だ!!!

 

その重要性がわからない人には、国会対策委員長をやめてほしい。