130時間労働というと、1日19時間近い勤務を7日間続けるという事だ。5時間だけ自由時間?睡眠時間は?ひどい話だ!!!
一体、どういう事業所なのか?
2018年11月22日の各報道番組の内容を、ざっとまとめてみた。
〔法務委員会は、火曜・水曜・金曜が定例会開催日と決まっているが、委員長の職権で22日も開催し、午前、野党は「総理の外遊前に参院へ通したいだけ」と反発、審議拒否した。
立民党・山尾志桜里議員
「質疑の質の低下と引き換えに、ただただ形だけ時間をかさ上げしていくような事にこれ以上協力する事は立法府として無責任になるので、それは受けられない」と、審議拒否の説明をした。
野党4党は、午後の参考人質疑のみ参加した。
参考人として出席した指宿昭一弁護士の発言
「外国人労働者の受け入れは、目先の人手不足のため『使い捨ての受け入れ』という観点でやってはだめです。拙速な議論で『中身の議論をきちんとしないで法案を通してしまう事』は、決してあってはならないと思います。是非時間をかけて、慎重な審議をお願いしたいと思います。」
〈技能実習制度で横行する人権侵害を踏まえ、人権侵害はなくせるのか。この法案には無くしていく仕組みがあるのか〉の質問に対して
「事件にならない、表に出ない被害実態は、ものすごくいっぱいあります。技能実習制度の二の舞いにならない制度として、作っていただきたいと思います。」
参考人からも「法案審議に時間をかけるべき」との意見が出た。
委員会のあと、理事会が開かれた。
野党4党は、定例会(火曜・水曜・金曜)以外の審議は認められないとしたが、27日の衆議院通過をめざす(総理が29日から外遊するため)与党は26日に質疑を行いたいとした。結局、意見はまとまらず。
自民・葉梨委員長は「26日の衆参両院予算委員会の集中審議終了後、法務委員会を開いて質疑を行う事」を、職権で決めた。〕
委員長の職権乱用だ!!!
審議せずに法案を通すなら、国会なんて必要ないし、国会議員もいらない!!!
民主主義を掲げるなら、きちんと問題点を審議して、給料や待遇面など細かい点まで内容を精査していかないといけない。
それよりもまず、国内の介護士や保育士の給料を上げる事の方が大事だと思うが。
結局、仕事の内容が大変なのに収入が少なければ、生活のために転職を考えざるを得ない。
外国人労働者も、来日したはいいが今回の技能実習生の調査のように「低賃金」であれば、結局、失踪する(高い賃金を求める)のではないか。
それでは同じことの繰り返しになってしまう。
とにかく、もっと時間をかけて審議する必要がある。
人権にかかわる、重要な問題だ!!!