北海道の大規模な地震。大規模な土砂崩れや液状化で地盤沈下したために倒壊したり傾斜した家屋を見ると、これをどうやって復興していくのか。総裁選は延期して、与野党で早急に考えてほしい!!!

こんな大変な時に、テレビで総裁選の報道をしているのを見ると、「まずは、西日本や北海道で被災した人たちの事を考えてほしい!」と思う。

 

今後、総裁選について討論するなら、「復興に向けて、どう動いていくつもりなのか」を議論してほしい。

 

あと、先月19日にも書いたが、安倍総理は2007年、国会で「(発覚した約5000万件の宙に浮いた年金記録について)最後の一人に至るまで必ずチェックする、そしてすべてお支払いをする」と発言した。

しかし、2017年8月7日(去年)のNHKの番組「ど~なった!?あのジケンFILE2、宙に浮いた年金記録問題」によると、「2017年8月現在、持ち主がわからない宙に浮いたままの年金が1951万件ある」ということだった。

現在、その数は減っているのか。そして、今後総理は「どうやって最後の一人までチェックするつもりなのか」それについても発言していただきたい。

言うだけなら、誰だって言える。実行するかどうかが大事なのだ!!!

 

 

この番組に登場した社会保険労務士のS氏は、人呼んで「年金探偵」。

これまでにみつけた年金記録はおよそ5000件。

見つかった年金の金額は「112万2144円」「368万4220円」など。

欠かせないのは、宙に浮いた年金記録の手掛かりを探す「S氏独自の、請求もれ年金チェックシート」だが、テレビに映った字が小さくて、全部がきちんと読めていない。

しかし、この「S氏独自の請求もれチェックシート」には、「戦時中、軍需工場に徴用、挺身隊で勤めたことがある」とか「戦時中、戦後(昭和20年代)に民間の会社に勤めていた」とか「兵役になる前に会社に勤めていた」とか「配給品を扱う商店、組合に勤めたことがある」とか「米軍キャンプで働いたことがある」とか「陸軍造兵廠、海軍工廠、被服廠等も年金としてもらえる場合がある」とか書いてあるので、請求して必ず年金がもらえるかどうかはわからないが、近いうちにここにチェックシート(読み間違いがあるかもしれないが)を書くつもりだ。

 

戦時中から残る紙の台帳が、約9億5000万件分もあるとは知らなかった。

「宙に浮いた記録には、昭和50年代にコンピューターへ移行された際、名前や生年月日などを間違えて登録されたケースが多かった」というのは2007年の年金記録問題発覚の時に知ったが。

 

本当は、この番組を再放送して、再度「どこで働いてきたか(会社がなくなっていても、年金事務所の職員から『同僚の名前を教えて下さい』と言われて二人の名前を伝えたら、その同僚の名前からたどっていって記録がみつかった、ということもあるので)、日記とか、その頃の同僚の名前を思い出すなど」年金記録を探す手助けをNHKにしていただきたいと思う。

 

S氏は「年金は、生きた証。請求し忘れている年金があるかもしれません。請求漏れがないかどうか、思い出してみましょう」と発言されていた。

S氏の働きにより、30年以上埋もれたままだった年金を回復できた人たちもいた。

本来は、年金事務所でやるべき仕事。

 

宙に浮いた年金。最後の一人までどうやって探すつもりなのか、安倍総理に説明していただきたい。