5月1日「報道ステーション」より
〈日立製作所がイギリスで建設をめざす原発をめぐって、イギリス政府と最終調整を行うことがわかった。
中西会長が今月3日にイギリスのメイ首相と会談し、イギリス政府に原発の出資額を拡大するよう求める。
事業費が当初の見込み(1、5兆円~2兆円)を大幅に上回る3兆円にふくらみ、費用を誰がどのように負担するかが課題になっていた。
今回の原発輸出は、「日本政府が全面的に後押し」。
民間の金融機関が行う融資にも「政府が全額保証する」など、「損失が出た場合は、国民が負担を背負う形」になっていた。
日立は好条件が引き出せなければ、撤退も視野に入れている〉
原発輸出が、本当にイギリスのためになるのか?
福島の今の状況を見れば、将来事故等があった場合どういう状態になるかがわかる。その責任を負えるのか?
「損失が出た場合、日本政府が全額保証する」という事は、国民の税金で支払われるという事だ。現在、日本には1000兆円超の借金があるのに、なぜ、日立のために税金を使わなければならないのか?
それに、建設費用が膨らんで「東芝」の二の舞いにならないか。
それらを考えれば、風力発電や太陽光エネルギーなどのクリーンエネルギーをいかに効率的に分配していくか、その方法をを考える事が大切なのではないか。
テロの心配もある。原発は反対だ!!!
未来を生きる人たちに「借金」を残さないように考えていただきたいと思う。