自民党の下村元文科省が22日、講演会で「福田次官からセクハラ発言を受けて名乗り出たテレ朝の女性記者」に関して、「ひどい発言」をした!

下村元文科相の発言の内容をまとめると

 

「たしかに福田次官がとんでもない発言をしているかもしれないが、そんなの隠しテープで録っておいて、そしてテレビ局の人が週刊誌に売るっていうこと自体が、はめられてますよね。ある意味で犯罪だと思うけど」

 

結局、この問題の本質を、全く理解していない発言だ!

 

報道によると、1年半前から福田次官はこういうセクハラ発言を始め、女性記者は上司の助言もあり、しばらくの間、次官と1対1で会う事はしないようにしていたそうだ。

 

しかし、3月27日に佐川氏の(文書改ざんの件)証人喚問があり、今後「国会で森友・加計問題がどうなっていくのか」という時期に「森友問題について話す」という事で福田氏から呼び出された。

そこで、女性記者は会う事にし(政治記者なら、この時期、当然呼び出されれば会いに行くだろう!だって相手は「佐川氏の上司であり財務省の事務方トップの、福田事務次官!」なんだから、情報がもらえるなら必ず行くはずだ!)、夜中だが指定された場所に出かけた。

で、私は「あとで記事をまとめるために(言った言わないと揉めるのを避けるためにも)記者の方たちはいつもICレコーダーを持っている」と思っていたのだが、報道によると、「女性記者は(森友問題の質問をしても)セクハラ発言がひどいので」、身を守るために「途中から録音した」、という事だ。

しかしまぁ、よくもこういう「セクハラ発言」ができるものだと、唖然とする。

自分の妻や娘、親類に、こういう言葉を言うのか?そういう立場にいて、恥ずかしくないのか?

「森友問題について」という事で呼び出しておいて、ひどい話だ!!!

 

例えば、女性記者がこれをメモして上司に伝えたとしても、「それを信じてもらえるのか」といえば、それは無理!

「証拠は?メモなんて、何の証拠にもならない。音声データとか、一緒に聞いていた人の証言が必要だ」と言われるだろう。そして、もしこれを上の方の管理職に言えば、今の政権では圧力がかかり、会社も記者も、今後、取材に応じてもらえなくなる恐れがある「可能性が大きい」から、「告発するのはやめた方がいい」という事になるだろう。

 

「会社と女性記者を守るには、どうするべきか」、記者の上司はそれを考え、会社で福田次官の「セクハラ発言」の報道はしなかったんだろう。

 

しかし女性記者は、1年半経って(しばらく取材を控えて会っていなかったのに)、呼び出されて行ってみたら「佐川氏や森友問題」について質問しても「以前のようにセクハラ発言がひどかった」ために、このままではだめだ、と思ったのではないか。

 

安倍総理は「女性が活躍できる社会を作る」と言っているんだから、当然「セクハラ発言」をこのままにしておいてはいけない!!!

このままにしておけば、自民党議員は「何を言ったって大丈夫、処分されないから。謝罪して終わりさ」と思い、今後もこういう発言が続くのではないか。

下村氏は23日、謝罪コメントを出したが、このコメントでは、「セクハラ発言の意味」が、わかっていないと思う。

 

一度、どういう場合が「セクハラ発言になるのか」、専門家の方から自民党の議員に伝えていただきたいと思う。

 

とにかく、「セクハラ発言」をした福田次官が悪いのであって、女性記者が批判されるようなことは何一つないから、そこはテレビ朝日として、きちんと対応してほしい。社員を守ることは、当たり前の事だ!!!

 

財務省がまずすべきことは、「福田次官の声かどうか」を(声紋鑑定や肉親に聞くなど)確かめる事。自分の声ぐらいわかるだろう?????

そして「他にも同じような『セクハラ発言を受けた女性記者(あるいはパワハラ発言をされた記者)がいるかどうか」を調査する事。とにかく、「この発言者は自分ではない」というなら、その証拠を自分で見つけて公表していただきたい。

まず自分で「自分ではない」という証拠を出すこと!!!

そして、なにか自分に都合が悪くなると、すぐに「無口」になるのはやめていただきたい!

それとも、無口になってとにかく逃げて、退職金を5300万円もらって逃げ切ればいい、と思っているのか?

 

そういえば、佐川氏の退職金は5000万ぐらいだった。

ふたりで1億円超えるのか?

辞めるなら、事実を話して辞めてほしい!!!

しかし、つくづく税金を払うのがバカらしくなった!!! 

法人税は上げてもいいけど、消費税は上げるなよ!!!国民はみんな怒っている!!!

政府は「財政健全化」なんて言っているけど、嘘ばっかりだ!!!

 

早く、政権交代してほしい!!!