柳瀬氏が出したコメントには、「当時私は総理秘書官として、日々多くの方々にお会いしていましたが、自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」とあった。
という事は、柳瀬氏の手帳には「面会する相手の名前」や、官邸には「柳瀬氏が面会した人との内容を、同席した官邸側の人がメモした備忘録のようなもの」があるはずだ。なぜかといえば、後日問い合わせがあった場合（言った・言わないの話になる事もあるので）、答えるために必要だからだ。
柳瀬氏は自分の記憶が曖昧なら、そのままにせず、きちんと「こういう理由で出張していて当日は官邸におらず、愛媛県や今治市、加計学園の人たちに会うのは不可能です」というような事を話さない限り、「愛媛県作成の文書は真実」という事になる。
しかし、柳瀬氏がそれをしなくても、総理が今治市に２０１５年４月２日の官邸訪問の公文書を開示するよう指示すれば、事実がわかると思うが。
二階幹事長が本当に「うんざりだ！早急に森友・加計問題を解明したい」という気持ちがあるなら、こういう方向で考えていただきたいと思う。
もう、本当に、うんざりなんだよ！
「決裁文書をきちんと読まずに決裁印を押すこともある」などと「やる気のない」発言をした麻生氏には、責任感というものが感じられない。
与党議員で、加計氏や加計学園とつながりがある人は何人いるのか？政治献金や、パーティー券を買ってもらったことがある人は何人いるのか？
それと、加計氏が運営する学校等に、総額いくらの私学助成金が支払われているのか。国民の税金を、一個人のためにどれだけ使っているのか、公表してほしい。
解明が進まないのは、多くの議員が加計氏と繋がりがあるため、加計問題は「何があっても解明しない案件」になっているような気がする。
とにかく、森友・加計問題を早く解明するために、関係者全てを証人喚問していただきたい！ 国会対策委員長が早く決定しないと、いつまでもだらだら続く。
