衆議院予算委員会を見た。森友・加計問題を早く終わらせてほしい!首相はいつになったら「真摯に丁寧に説明する」のか?

これだけ証拠となる文書や録音テープが出てきているのに、いつまで「だらだらと」逃げる答弁ばかりするのか。「真摯に丁寧に説明する」というのは嘘だったのか。

 

とにかく、まず森友問題を解決するために、佐川氏を国会招致して、事実を述べていただきたいと思う。金額のやり取りがあったことは録音テープで明白だ。

財務省の動きを見ていると、「どうしても隠さなければならない理由がある」ように思う。なぜ、そこまで必死になって隠すのか?

国民のために働くのが国家公務員の仕事なんだから、文書は早くすべて出して解明に積極的にかかわるべきだと思う。

 

官邸が人事を握っているから、国民のためではなく官邸のために働くのか?

 

与党は、野党の質問時間をまた減らして(野党8対与党2から、野党7対与党3)、結果、国民は「一体何をそんなに怯えているのか?」と思う。

やましいことが無いなら、文書を出し、参考人を呼び、しっかりと説明すればいいだけの事だ!

 

書きたいことはたくさんあるが、まとまらない。新聞やテレビの報道を見て、「なんだそれは?!」と思うばかりだ!

 

私たちが生きてきた時代は、国会議員が「戦争の体験者」だった。

そのおかげで、ここまで「平和」(いろいろ辛い事があったにせよ)の中で過ごして来れたのだと思う。

 

今月25日の朝日新聞朝刊「折々のことば」(鷲田清一氏)で、田中角栄元総理の言葉が紹介されていた。

 

元総理は新人議員たちに次のように語ったと、実業家で元中国大使の丹羽宇一郎氏が近著「戦争の大問題」に記した言葉。

『戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときは、とても危ない』

それに続く筆者の「跨(また)ぎ越してはならない線がどこかを教えるのは、体験の重しである」という言葉も、ずしりと心に響いた。

 

本当にその通りで、今後、日本はどうなっていくのか。

不安が増すばかりだ!