皇室。雅子さま、愛子さま。

去年12月、NHKスペシャル「皇位継承へ、素顔の"新天皇”」を見た。

 

その中で「えっ!」と思ったのは、次の点だ。

 

司会者「雅子さまが皇后になられる訳ですが、未来の天皇陛下にとって、どういう存在になっていくのですか?」

神戸女学院大・准教授「実は皇后は、憲法にも皇室典範にも仕事は何も書かれていないのです。天皇以上に自分で仕事を模索し、伝統と現代社会の流れを考えながら、平成とは違った新しい姿、グローバル社会の中で、今後、新しい天皇が国際社会に目を向けて活動する時に、雅子さまのキャリアが生かされるのではないか‥」

  

 つまり、皇后さまのお仕事は「憲法にも皇室典範にも書かれていない」のだ。

去年から、雅子さまがご公務に出席される事が増えて、ご体調も回復されているように感じるが、こういう時こそ無理は禁物だと思う。

ここはひとつ、散歩やストレッチなどで少しずつ体力をつけて、愛子さまと共に、外国訪問(雅子さまの思い出の地とか、お友達などに会いに行かれるとか)、あるいは愛子さまが「春休みや夏休みなどを利用して短期留学」して雅子さまが付き添いで行かれるとか、そういう、なにか「目的」を作ると、毎日の生活に「張り」が出て、体力もつくのではないかと思う。体力がつくと、気力も湧いてくるので。

 

しかし、こういう事は、すぐに決められるものではないので、もう一つ、提案がある。

 

それは、「パンを焼く」という事だ。

できたら愛子さまも一緒に習われるといいと思う。一緒に習得すれば、いつでもお二人で作ることができる。

パンを焼くと、とてもいい匂いがして幸せな気分になる。できたてのパンは、とてもおいしい!

しかも、基礎のパンは作るのに2時間ぐらいかかるが、一次発酵に30分前後、ベンチタイムが10分、二次発酵に30分前後かかるので、その間(合計70分くらい)は椅子に座って休める。(使用した器具を洗ったり、パン作りの説明を受けたりする時間でもありますが、それ以外は、お茶を飲んで休めます)

最後に、生地をオーブンで焼くのに15分前後かかるので、焼き上がりの様子を見ながら(焼きムラを防ぐためオーブン皿を反転したり、アルミホイルで焼き色がつきすぎないように覆うなど)、少し休憩できる。

 

ざっと、必要なものと手順を書きます。

・準備するもの

〈発酵器、オーブン、オーブン用のミトン、パン用のふきん(ぬらしてギュッと絞り、パン生地を乾燥させないように上から掛けておく)、ボウル、計量器具(計量スプーン、計量カップ、デジタルスケールなど)、スケッパー、木べら、温度計、クッキングシートなど〉

 

・作る手順(おおまかにですが)

1、ボウルに材料を計量して入れる

2、仕込み水(40~43度ぐらいのお湯)を入れ、木べらで混ぜる

3、台の上でこねる

4、生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして発酵器で一次発酵(30分前後、休憩)

5、発酵したら、フィンガーテストをして発酵の状態を見て分割。丸めなおして、ぬれ布巾の下に入れてベンチタイム(10分休憩)

6、成形をして、発酵器で二次発酵(30分前後、休憩)

7、二次発酵終了の10分ぐらい前に、オーブンの予熱を入れておく

8、オーブンに入れて焼く(15分前後)

 

 

愛子さまも4月には高校2年生になられる。

雅子さまには、愛子さまと一緒に散歩をしたり、何かを習ったり、旅行をしたりして思い出を作ると共に、ゆっくりと体力をつけていただきたいと思う。