これは、以前、蓮舫氏が「事前の調整が不十分で連合などが反発したため、断念した提案」だが、私はこれに賛成だ。
だから選挙で、「原発ゼロ」を掲げた政党が、どれだけ票を得るのか知りたいと思う。
つまり、東日本大震災を経験したこの時代の人間が、50年後100年後を考えて「原発事故後の今の状態を考え、今後どうしたらいいと思うか」を示すことになるからだ。
つまりこれは、「国民が試される選挙になる」という事だ。
全然票が集まらないかもしれない。
しかし、「子供や孫の事を考えれば」、中高年から多くの票が集まるのではないか?
今後事故が起きても、少子高齢化の時代に原発で事故処理をする人がいるのだろうか?汚染水の処理は、いつまで続くのだろうか。
今を考え、未来も考える、という事だ。
話は変わるが、2011年の民主党時代の「菅おろし」。民主党内においての、菅直人総理大臣への退陣要求の事だ。
「東日本大震災」で大変な時期に、「なぜ民主党は『菅おろし』に一生懸命になっているのか」、意味が分からなかった。
総理を支えるべき人たちが、なぜ総理の足を引っ張るのか?
「とにかく被災地の事をまず考える事が先なのに」と思った。
そして去年の「カジノ法案」。
蓮舫氏は「廃案に追い込む」と表明し、民進党の衆院は採決を拒否し、徹底抗戦を訴えていたが、民進党の参院は「あっさりと採決に応じた。しかも衆院とのすり合わせは無し」。
榛葉賀津也国会対策委員長は、なぜ蓮舫氏や衆院議員に相談せず、独断で野党と手を結び採決に応じたのか?ニュースで見て腹が立った。
そして、蓮舫氏の国籍の問題。
代表だから、国籍を確認することは大事だが、証拠となる「戸籍」に関する印刷物は党内で確認すればいい事で、公にする必要はないと思う。
「なんか、代表を大事にしない党だなぁ」というのが、2011年からの印象だ。
報道番組で「民進党は寄せ集めだから、まとまりがない」とコメントしていた人がいたが、自分たちで投票して代表を決めた以上、「代表に、より良い意見を進言し、党を盛り上げていく」という意識が無いと、「次の代表になる人も大変だなぁ」と思う。
どういうふうに民進党がまとまっていくのか、期待している。