7月25日、NEWS23
政府答弁書によると、「加計理事長が獣医学部を作りたいと考えていることをいつ知ったのか」という質問に対し「2013年10月11日」などとする文書を今年4月に「閣議決定」している。
総理はなぜ、答弁を修正したのか。
予算委員会に先がけて、総理は秘書官らといろいろ協議した結果の話。
理由は、昨年以降、総理が加計理事長と頻繁に会食やゴルフを重ねている。一時はごちそうにもなった。
2001年に「大臣規範」が閣議決定された。
大臣規範とは「関係業者との接触にあたっては、供応接待など、国民の疑惑を招く行為をしてはならない」というもの。
安倍総理が早い段階で加計学園の申請を知っていたとなると、加計学園は関係業者になるから、その人と会食したりゴルフをしたりしたとなると、この規範にもまさに「反する」ということになる。
それでもう「1月20日に知ったことにしよう」という事になった。
しかし過去の答弁とも整合性が取れないという事や、あまりにも不自然という事があって、かなり尾を引く情勢になっている。
安倍総理の行動(2016年のみ)
2016年3月18日、加計氏らと食事
7月21日、加計氏らと食事、22日ゴルフ
8月10日、加計氏らと食事、11日ゴルフ
(加計氏の行動。8月23日に山本農水相と会い獣医学部の話をした。9月6日松野文科相に会った。9月7日山本地方創生相と会い獣医学部の話をした。)
10月2日、加計氏らと食事
12月24日、加計氏らと食事
二人の大臣は「知っていて」、総理は本当に「知らなかった」のか?
今夜のNHKニュースでは、森友学園の「鑑定価格から8億2千万円の値引きの件」について、「近畿財務局と森友学園側(学園弁護士)」が「いくらまでなら支払えるのか」などの「協議内容」について放送していた。
という事は、財務省の「売却価格を決める前に、具体的な金額を出して交渉していない」という答弁は、どうなるんだろう?