自民党・下村氏が文科大臣だった2013年と2014年に、加計学園が計200万円を下村氏に献金。

6月29日、ゴゴスマを見た。

 

週刊文春の記事と、下村氏の反論会見

〈2014年10月(平成26年10月)、加計理事長、下村文科相、愛媛・今治が地盤の山本順三参院議員、愛媛1区の衆院議員の塩崎恭久厚労相の4人で集まって、下村氏の「文科相続投お祝い」の会合があった。〉

会見で「その席で、獣医学部新設の話題は出なかったのか?」と聞かれ、

下村「塩崎氏、山本氏、加計理事長と赤坂の料理屋で会食している、との指摘があったので事務所で確認したところ、私の大臣留任を機に飯を食べようという事になり、私の知り合いの誰でもいいから連れていくという事になり、塩崎氏・山本氏をお連れした。

本件記事は、だから何だという事は書かれていないが、記事の前後を読むと、あたかも加計理事長や私から二人の先生方に構造改革特区に関する働きかけをしたのでは、と、読者が誤解をするのではないかと思います。

この点、塩崎氏も山本氏も愛媛県国会議員として、愛媛県今治市が特区の申請をしていることは理解している。

しかも、私よりも古くから今治市・新都市整備開発の事をよく知っている方々であり、私などから特区申請に関する話などする必要もありませんし、事実としてもありませんでした。」

さらに「11の個人及び企業がいずれも1社20万円以下でパーティー券を購入したものであり、加計学園が購入したものではない。

従って加計学園からの闇献金200万円という記事は、事実に反する。」

 

しかし、文科相というのは学校関係の最高責任者だから、「在任中に一学校関係者とお金のやり取りをした」と聞けば、利害関係を疑われても仕方がないと思う。

それで便宜を図れば、「贈収賄」になってしまうが。まさかね。

 

11の個別の名前(企業名)は「プライバシーを守る」ため発表できないというが、パーティー券を買う事は後ろめたい行為なのか?

はっきりさせないと、下村氏はいつまでも疑われる。

怪しいお金でパーティー券を買った訳ではないんだから、名前を隠す必要はないと思うが。

それに、領収書を切っているのだから、11の名前は、すぐわかるはずだ!

それにしても、100万円を現金で持ち歩くなんて、危険だ!普通は個別に振りこむと思うが。

あ、加計学園には、昭恵夫人が100万円を現金で持参したとか?そう考えると、何かつながっているような気が?総理の周辺では、100万円は普通に持ち歩くお金なのか?

 

会見で「加計学園文科省担当者との面会を、口利きしたのでは」との問いには

下村「何らかの行政手続きをするために行政の窓口を紹介することは、国会議員の事務所としては当たり前のことです。」

 

夜、NEWS23では

「今日、ベテラン秘書に聞いてみた。10万円前後のパーティー券を買ってもらった人の名前がわからないなんてありえない。普通、パーティー券を買ってくれた人にはお礼状を書くから、名前と住所は記録しているはず。寄付してくれた人を代議士がわからないと、挨拶した時に『先日はありがとうございました』と言えないから。ちゃんとした記録は絶対あって、政治家も知っているはずだ」

「そもそも政治資金の原則は、公開の基準とは別に、原則、誰からいくらもらって、どう使ったか、記録しておくこと」

 

とにかく、下村氏には、きちんと「100万円を献金してくれた11の名前」について公表し、説明してほしい。