2017年6月19日、NHK「クローズアップ現代+」を見た!もう、総理も萩生田氏も逃げられない!!明日からきちんと説明する責任がある!!!

NHKの取材で新たな文書を入手!

事業者が選定される前から、政権幹部が、加計学園の名前を出して指示していた内容をまとめた、という文書だ!

 

今回の取材で、ある人物が安倍総理の名を使って、加計学園を売り込んでいたとするメールの文書がみつかった。

文科省のOBで、のちに加計学園理事となる豊田三郎氏だ。

豊田氏は今治市が特区に認定されるより前の平成27年文科省の職員と会い「新設に向けた意気込みを語った」とされている。

職員が書いたメールには、「安倍総理と親しい」とした上で、「学部新設に力を入れていく」と、豊田氏が伝えた様子が記されている。

安倍総理の留学時代のご学友である現理事長と安倍総理と食事をする仲になった。いざ総理が進めた時に『お友達内閣ですね』と週刊誌などに書かれないように中身をしっかりしたものにしないと、総理に恥をかかせる事になるから、ちゃんと学園として構想をしっかりとしたものにするよう、私からは(理事長に)言っている。」

メールの内容を共有していた職員によれば「加計学園は、獣医学部新設で無視できない存在として省内で認識されるようになっていった。政治家が関係する案件を『マル政』案件と言ったりするが、政治的に事が進められる可能性が高い案件という認識を持っていた職員は多いと思う」

 

これで、2016年11月の「追加条件」決定までのプロセスを、公平だったと言えるのか?

 

10月21日萩生田副長官ご発言概要

首相補佐官の発言として「文科省だけが怖じ気づいている」「官邸は絶対やると言っている」などと記されている。NHKの取材に対し、複数の現役職員が「文科省内で共有されていた」と発言。

これらは去年10月21日、萩生田官房副長官文科省局長と面会し、官邸や内閣府の考えを伝えた発言をまとめたとするもの。「広域的に」という文言が手書きで加えられた同時期のもの。文科省の少なくとも3つの部署の約10人の職員が文書を共有していたことがわかっている。

 この時期は加計学園が事業者に決まる3か月前。まだ、獣医学部の新設さえ決まっていない頃だった。

しかし文書にはこの時すでに、「加計学園という名前が挙げられていた」。

そして開学の時期まで区切り(平成30年4月開学)、文科省に「早く進めるよう」迫る内容が記されていた。

NHKが入手した文書には

内閣府や和泉総理補佐官と話した。総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた。『工期は4か月でやる。今年11月には方針を決めたい』とのことだった」

和泉補佐官からは「農水省は了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている。何が問題なのか整理してよく話を聞いてほしい」と言われた。

官邸は絶対やると言っている。

 

文科省獣医学部新設の4つの条件に「加計学園はこの条件を満たしていない」と見ていた。

文書には、萩生田氏が今治市のある四国で条件をクリアするための「具体的なアドバイスをした」と記されていた。

そして萩生田氏は「渡邊加計学園事務局長を文科省の課長に会いに行かせる」と伝えたと記されている。

文科省は、文書に書かれていた通りの動きをする。6日後、担当者が加計学園事務局長と文科省内で面会したことが取材でわかった。

 

NHKが入手した別の文書。

加計学園に対して、文科省獣医学部の新設が決まる直前に「条件をクリアするための課題について具体的に伝えていた」こともわかった。

文書を保管していた文科省の職員は

加計学園ありきの指示」だと受け止め、「本来文科省として慎重に精査すべき手続きが行われなかった」と語った。

「おかしいと思っていてもそれに従わざるを得ないところがありますし、本来決めるべき(条件の審査の)ステップを踏まないで押し切ったというところはやっぱりあるんじゃないかと思います」

 

この新たな文書について、萩生田氏はNHKの取材に回答の文書を寄せた。

だいたいの内容

加計学園に関連して、総理からいかなる支持も受けていない。

具体的に総理から開学時期について指示があったとは聞いていないし、私の方からも文科省に対して指示をしていない。

官房副長官という立場上、この時期に開催されていた国家戦略特区諮問会議の関連で文科省を含む各省から様々な説明を受け、その都度、気づきの点をコメントすることはありますが、私は基本的に報告を受ける立場であり、私の方から具体的な指示や調整を行う事はありません。

加計学園に力を貸すために』、和泉補佐官や関係省庁と具体的な調整を行うとか、指示を出すことはあり得ません。

そして、加計学園の渡辺事務局長という方と本件や他の件でもやり取りしたことはございませんし、お名前も存じ上げておりません。

従って、私から文科省へ行かせると発言した事実はありません。

なお、今回の件では、心当たりのない内容が、私の発言・指示として文書・メールに記載されていることについて、非常に理解に苦しむと共に、強い憤りを感じております。」

 

文科省の職員が、「ねつ造する」ことはありえないと思う。

交渉過程を記録する場合、「あとから何か調べる(不都合なことが出てきた時など)必要があった場合を考えて、きちんと記録を残しておく事は常識」だからだ。

 

こういう文書が出てきた以上、獣医学部設置の「公平性、透明性」が問われる。

早急に総理、萩生田氏、その他、関係者に説明をしてほしい!

逃げたら許さん!!!!!地元の有権者は、動向をじっくり見ている!!!!!

 

きっと明日の朝刊には、いろいろな「疑惑」が掲載されると思う!

国会では、野党の質問にきちんと答えようとせず、真実を調べて報告することも拒み、数の力で強行採決

きょうの総理の記者会見でも、言いたくないことははぐらかすし。

総理は「謝った」つもりだろうが、NHKのこの番組を見て、「なんだ、また、嘘をついていたのか」とわかってしまった!

 

有権者は思っているよ。「一体、森友学園加計学園のために、どれだけ税金が使われたんだろう?税金を私物化するな!!!」

 

番組を見て思ったことは、「8月に京都府京都産業大獣医学部の新設を認可してほしい」という事だ!