9日夜の「報道ステーション」を見た。
今月5日の国会答弁
去年の11月9日、国家戦略特区諮問会議で、新たに加えられた条件「広域的に」「限る」が加えられたため、京都産業大学が断念した。
質問「現在『広域的に』獣医師系養成大学等の存在しない地域に『限り』獣医学部の新設を可能とする」の、「広域的」「限る」という文言がついたことについて
総理「獣医師会等から、こういう要請があった。獣医師会の要請で『広域』とつけた」と発言。
しかし、日本獣医師会の北村顧問は「そんな要請はしていない。一番重要なのは『4条件』のクリアだった。その上で『1校に限る』という要請はしたが、『広域的に限る』なんていう京都産業大学を排除する要請なんて、われわれができるわけがない」と発言。
9日になって、山本地方創生担当大臣は、記者からの質問に答えた。
Q、「獣医師会から『広域的という要請があったというのは、事実に反している』という発言があったが。
山本「獣医師会から『広域にしてくれ』という話は、確かにございませんでした。
獣医師会は一貫して反対だと強く申し入れてきたわけで、そういう事を考えて、私の方でそういう表現にした。
ある意味で、空白地をまず優先しようという事が1つの手順として最適かと判断して」
最適とはいうものの、ペットや家畜は年々減り続けている。獣医師はここ10年で8000人も増えている。四国は欠員状態とはいえない。
「広域的に」という言葉は、獣医師会からの要請で入れたのではなく、山本氏が入れたのだ。
総理は嘘を言っていた。なんてことだ!もう、信じられない!
とにかく、国民が知りたいのは真実だ!
内閣府と文科省から、「獣医学部新設」までの過程のやり取りの書類を照合して、国民に知らせる事が必要だ。
追及はずっと続く!