6月5日の国会中継を見た。加計問題で、民進党の今井氏により、「怪文書」と菅官房長官が言う文書を発信したU氏とそのメールを受け取った10名の名前が分かった。松野文科相がU氏と10名に確認を取れば、すぐ結果が出る!

国会で今井氏が、メールの送受信欄にある10名の名前を読み上げ、「文科省にいるか?」と尋ねたところ、

文科省の常盤高等教育局長が「名前を挙げた人と同姓同名の職員は実際にいる」と認めた。

10人全部が、同姓同名!!!

発信した人(一斉メールを出した人)の名前もわかっているのだから、すぐ調べればいい!「これは、あなた本人ですか?」と、確認すれば済むのだ!

それで一気に真相がわかるはずだ!

 

「基本的にメールを含む文書について、出所や入手経路が明らかになっていない場合は、その内容を確認する調査を行っていない」という決まり文句は、もういらない!

何度同じことをいうのか?うやむやにしたいからか?

 

そもそも、文科相が何を基準に言っているのかがわからない。

重要な問題について、「これを調べることは、真相解明に必要な事かどうか?」というのが一番の基準だと思うが。

 

全国の獣医学部の1学年の定員数は合計930名。一番多い大学でも1学年120名の定員。

加計学園が作ろうとしている獣医学部の1学年の定員は160名。いきなり全国1番の定員数になる大学を作るなんて、いろんな経緯について説明が必要なのは当然だ。

 

もっと言えば、文科省は、総理や菅官房長官に、責任を擦り付けられている。

ずっと見てきた国民は、みんな分かっていると思う。

だから、松野文科相がきちんと調査して、結果を教えていただきたい。

それによって、変な人事異動が出ないようにしなければならない。

というか、真実を国民に知らせる事が公務員の仕事だから、その「仕事をした事」で「変な人事」が行われたら、それこそ大問題だが。

 

それにしても、総理の答弁は「話が長く、質問の内容をすりかえて全然関係ない話をしている」事がよくわかった。

「言葉巧みに話をすり替える」、これでは「正常な国会審議」はいつまでたっても進まない!

理経験者や、閣僚経験者の方から、是非ご指導いただきたいと思う!