少し前に、テレビのニュースで「金田法相が答弁させてもらえなかった」と聞き、「何のことかな？」と思ったが、この件についての詳しい映像が流れず、意味が分からなかった。
今日、偶然、ネットでその映像を見ることができて驚いた！
法務委員会で、金田法相が手を挙げて答弁しようとしたところ、「向かって右隣りの安倍総理が法相の左肩をつかみ」、「左隣りの副大臣が法相が挙げた右手を下ろさせた」。
なにこれ？
総理も副大臣も「答弁は刑事局長に任せておけ、また失言して、野党からあれこれ言われるのは困る」という事か？
その後の質問でも、金田法相が手を挙げたが、副大臣が再び法相の手を下ろした。法相は苦笑いしていた。
これ、おかしいでしょ？本当に恥ずかしい事だし、他の国の人たちにもこの映像が見られるのかと思うと、本当に「これが国会か？」と情けなく思った。
法務委員会で、法務大臣に答弁させようとしないなんて、意味が分からない。
総理が任命した人なんだから、信頼して任せるのがスジだと思うが。
法務大臣がきちんと答弁できないような法案を、審議しようとするところに無理がある。早く廃案にしてほしい。
〔先日の「サンデーモーニング」を見ていて、「ははぁ、そういう話が出ているなら、もう、加計問題で総理は‥」とは思っているが。
財務省の交渉記録も加計学園の8枚の用紙も、「あるもの」を「無い」なんて、いつまで嘘をつき続けるつもりなのだろうか？
「いつまでも嘘をつき続けて国会中継もしなければ、国民なんてすぐ忘れるから」と思っているなら、それは、大間違いだ！〕
ＮＨＫが国会中継をしないのは、つまり総理から「法務委員会でこういうことをやるつもりだから、こんなことを国民に知られたら困るので放送しないでくれ」と頼まれたのか？
籾井前会長の発言を思い出す。
新会長は、前会長とは違う考えだと思ったが、聞き間違いか？？？
公共放送としての「ＮＨＫのありかた」って、これでいいのか、よく考えていただきたい。
とにかく、「共謀罪」など、今、審議されていることは、わからないことが多すぎる。国会中継をして、国民に真実を伝えてほしい。
ＮＨＫなら「正しく真実を伝えてくれるだろう」という期待を込めて、受信料を払っているのだから。
31日の新聞やニュースを見ていたら、国連関係の方たちが、日本の国民やマスコミ（報道の自由など）に関して、いろいろ問題点をコメントしてくださっていて、ありがたく思った。
しかし、それに対する政府の対応がなんとも。 言葉をなくした。。
