再度、NHKは「共謀罪」法案の審議について、中継してください!民意を無視し、国民の理解を得られない中、どういう審議がされるのかを知りたい!

大島議長は、どう判断して、議事を進めていくのか。国民は注目している。

先日の、あの、維新の会の話し方、聞きながら「議論は尽くされていないよ、あなた何言ってんの?維新の会って野党でしょ?それとも「時々与党」になる「どっちつかずの政党か?」と思うと共に、「なんだ、また、強行採決か。そもそも、総理が『大事な法案』と言っていたのに、総理がいない中で可決するなんて、数のおごりはどこまで続くんだ?」と思った。

 

新聞やテレビの報道によると、国連特別報告者のジョセフ・カナタチ氏(マルタ大教授)が「共謀罪」法案について「プライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」との懸念を表明する書簡を安倍総理に送ったそうだ。

国連の関係者が懸念を表明するほど、「この法案には問題点がある」という事だ!

それに対して、どう返答したのかというと、菅官房長官は「外務省を通じて国連に抗議した」ことを、22日午前の記者会見で明かしたそうだ。

何があっても「総理を守る」のか?

 

籠池氏が証人喚問で出した、谷氏から届いたファクス。証人喚問の後、夕方の記者会見で、菅官房長官は素早く谷氏のファクスをコピーし報道陣に配ったが、よほど焦ったのか谷氏の「個人のメールアドレス」や「携帯番号」を黒く塗りつぶさずに渡したため、もう一度塗りつぶしてコピーし直して報道陣に配った。(一般人の問い合わせなら、個人のメルアドや携帯番号は記載しないと思うから、もう、ここで「忖度」はあった!)

そして会見では「谷氏には、(メルアド等)変更するよう伝えた」という内容で答えていた。

以前、「昭恵夫人に付いている公務員の名前については、個人情報保護の観点からお伝えできない」という内容の文書を出して名前を伏せていたが、ひとたび総理の事になると、谷氏の名前も携帯番号もメールアドレスも、報道陣に知らせてしまい、唖然とした。

総理を諌める人はいないのか?変な国になってしまったな。

 

戦前の「治安維持法」の復活か?悲しい事件を思い出すが。どうしてそこまで、民意を無視して法律を作ろうとするのか。各地で行われているデモの声は、どうやったら総理に届くのか?

戦後に生まれた者は、「平和」と「自由にものが言える国」を次の世代に渡していく「義務」がある。

共謀罪」については、理解できない部分が多く、国民が理解できていない。

 

大島議長は、「共謀罪」について、どう思われているのか?

天皇陛下の退位」についての審議の在り方→「数で決めるのではなく、話し合いで」という姿勢は、「流石だ!」と思った。

「数で決める」というのは、最後の最後だ。まずは「国民がしっかり理解できるよう、議論を尽くす」という事が先だ。

 

そういえば、22日の朝日新聞では、森友問題についての記事があった。

〈「ごみ撤去8億1900万円に加え、高層建築を想定した地盤改良費約5億円も差し引くよう、近畿財務局が不動産鑑定士に求めていた」という。

財務局は16年4月、不動産鑑定士に「ごみ撤去費8億1900万円と地盤改良費5億円を記載した「仕様書」を渡し、「ごみ撤去費も地盤改良費もどちらも考慮するように」と求めたという。

不動産鑑定士は(当時、学園の小学校は低層の2階建て1部3階建ての設計で着工済みだったため)「いくら何でも合理的でない」と判断し、5億円は引かなった。

もし引いていたら、土地は学園に無償に近い形で譲渡された可能性がある。〉

ごみも、3メートルより下には無かったというし、国民の財産である国有地の売却についてどういう計算をしたか、きちんとした説明が必要だ。

総理はまず、森友・加計の件について、きちんと説明する責任がある。

 

そしてNHKは、国民から受信料を取っているんだから、国民がこれだけ反対していて、理解ができないような法案が今後どうなっていくのか、審議を毎回中継して、国民に知らせてほしい!

重要法案を審議しているのに、「再放送」や「ごごナマ」とか「相撲中継」(Eテレで放映すればいい)をやるのは、本当に「がっかり」で意味がない。

「国民のためになるもの、国民が知りたいこと」を放映していただきたい!