ニュースで少しだけ「審議経過」を見ただけでは、「共謀罪」を理解する事は困難だ。
金田法相の答弁が「?」なのは、法相もこの「共謀罪」が理解できていないのでは?
そして、「なんでもかんでも」数の多さで決めようとする与党には、本当にがっかりだ。
先日、テレビニュースで鈴木衆院法務委員長が「法務省刑事局長の委員会出席」を異例の「起立採決」で決め(またか!)、金田法相の答弁を求めている質問者の発言を無視し刑事局長に答弁させた。職権乱用だ。
今朝、民進党が鈴木委員長の解任決議案を衆院に出したのは当然だ!
このままいくと、「隙あらば、多数決で強行採決」をする、ということか?
うんざりだ!
「何を幼稚なことをやっているのかな?今まで、何でもかんでも多数決で解決しようとする政党はあったかな??まずは議論を尽くすことが必要だろう?委員長は、審議がきちんと進むように配慮する立場にあるはず。
金田大臣がきちんと答弁できないなら、そういう大臣を選んだ総理の任命責任が問われるし、今村前復興相の東日本大震災に関する問題発言も考えれば、もう、総理は責任を取って‥」
「共謀罪」を「テロ等準備罪」という「甘い言葉」に置き換えて「強行採決」することは何としても止めなければならない。
「テロ等準備罪」の内容をよく読めば、「これ、テロを防止する事と関係ないよ」というものが多いことがよくわかる。
だからこの連休中に、NHKで「憲法を考える」番組があるので、その中で、この「テロ等準備罪」の内容を詳しく説明していただきたいと思う。
そして国民全員に関わるこの重要法案の審議過程を、是非、テレビ中継していただきたい!!!
受診料を払っているから言うわけではないが、「アメリカと北朝鮮」の緊張が続いていて日本も影響が出ているこの時期に、「『ごごナマ』を放送している場合か?」と思う。
「共謀罪」について国民が真剣に考えるための放送を、是非お願いしたい!!!