森友問題。谷氏への手紙でわかったこと

29日の「羽鳥慎一モーニングショー」を見て、菅官房長官はファクスについて「ゼロ回答」としていたが、やはり他にも、ゼロではなかったことがわかった。

そして、パネルの説明や出演者の言葉に、私も「その通り」だと思った。

 

〈 手紙には「※学校の用地が、半額で借りられたらありがたい」とある。

実際の賃借料は1か月227万円。半額は1か月、約113万円。

 

2016年6月、売買契約凍結時。10年(分割)で1億3400万円。

 つまり、1年だと1340万円。1か月にすると約112万円。ほぼ半額という事だ。

「半額で借りられたらありがたい」という森友の要請に応えている。ゼロ回答ではない。

やはり、きちんと昭恵氏や財務省などの関係者の説明責任が必要だ。

   

当初、与党は、「籠池氏の参考人招致をすべき」という野党に対して「私人だから必要なし」と言って拒否を続けていた。

それが、籠池氏の「100万円の寄付金発言」を聞いて「総理を侮辱した」として突然、「参考人招致」ではなく「証人喚問」を決定。

国会に呼んだ人間を、「偽証罪で告発して、刑事犯にする」のか?

 

一番の問題は、国民の共有財産である国有地を、破格の値段(8億値下げ)で払い下げられている事。それに関して一番重要なことを知っている人たちに「証人喚問」もせず「国政調査権」を発動していないのに、籠池氏に発動するのは違和感がある。

だったら平等に、みんな(昭恵氏や財務省などの関係者)に対して「国政調査権」を発動して証人喚問して、資料請求もして全部オープンにしてほしい。そこが一番の問題だ。〉

 

いろんな報道番組やニュース番組を見て、本当にいろいろなことがよくわかる。

籠池氏の発言に、バタバタ動いている与党の動きに「?」だ。

政治に対して、国民一人一人がよく考えて、傍観者でいてはいけないと思った。

無関心でいたら、知らない間に怖いことになると思う。

 

しかし、自民党の「ご意見番」ともいうべき人は、もういなくなってしまったのか?

原発再稼働」、「各禁止条約交渉の不参加」、これで本当にいいのか?