陸上自衛隊の日報を、誰が、どのような意図で破棄を命じたのか?

南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊の7月の日報について、テレビや新聞でいろいろな報道が出てきた。

 

防衛省は去年7月の日報について『破棄された』とし、12月に『不開示』を決定した。その後の再調査で統合幕僚監部に電子データが残っていたことが判明。今年2月に公開した。

 

しかし防衛省関係者によると、データは陸自の調査研究部門の研究本部が管理する内部サイトにも保存されていて、不開示決定後、研究本部のデータベースから削除された可能性がある。

NHKは15日、1月中旬に陸自司令部の複数のコンピューターに日報が保管されていた事がわかり、これまでの説明と矛盾しているとして、2月にデータを消去するよう指示が出されたと報じた。

 

「データを消去(廃棄)するよう指示したのは誰か?どのような意図で破棄しようとしたのか?」を、早急に説明してほしい。

 

しかし、今、本当に知りたいのは、「今現在の、南スーダンのジュバの情勢」だ。

稲田防衛相には、一刻も早く「南スーダン・ジュバから、陸上自衛隊は撤収する!」と発言してほしい。

「自分の認識」ではなく、「事実を確認して、早急に撤収の命令」を出していただきたい。